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【UFC】平良達郎が王者ジョシュア・ヴァンの呼びかけに「俺の柔術に挑んでみろ」、どうなる? フライ級王座戦線

2026/01/30 09:01
【UFC】平良達郎が王者ジョシュア・ヴァンの呼びかけに「俺の柔術に挑んでみろ」、どうなる? フライ級王座戦線

(C)Zuffa LLC/UFC/GONG KAKUTOGI

 2026年1月28日、UFC世界フライ級3位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)が、同級王者のジョシュア・ヴァン(ミャンマー)と、2位のマネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)のX上での舌戦で名前を出されたことで参戦。王者に「別の名前を出すな。証明してみせろ。俺の柔術に挑んでみろ」と、1.24『UFC324』での王座戦のオファーを断ったケイプではなく、自身を見ろと投稿した。

 ことの経緯は、フライ級トップ戦線の変動にさかのぼる。

 2025年12月6日の『UFC 323』で平良は当時フライ級2位のブランドン・モレノ(メキシコ)を2R TKO。同日のコメインでジョシュア・ヴァンが王者のアレッシャンドレ・パントージャ(ブラジル)に1R 負傷TKO勝ちでアジア人男子初のUFC世界王者についた。その勝利インタビューで「おそらく次は平良達郎を相手にタイトル防衛戦をすることになる」と問われたヴァンは、「行こうぜ。俺の前に立つ奴なら誰とでも戦う。俺の名前は“The Fearless”(恐れを知らぬ男)だ。誰を前に出されようと戦う」とコメントしていた。

 しかし、その翌週の12月13日、元RIZINバンタム級王者で、当時UFCフライ級6位だったマネル・ケイプがブランドン・ロイヴァル(米国)を1R TKO。ランクを2位に上げていた。

 新王者ヴァンには、2つの選択肢が考えられた。半年ともいわれる前王者パントージャの回復を待ってのダイレクトリマッチ、その間に、平良かケイプを相手に王座防衛戦を行うこと。

 ケイプはヴァンに対し、会見でもXでも執拗に挑戦をアピール。ヴァンもそれに応戦していた。

 そんなさなか、2026年1月24日の『UFC 324: Gaethje vs. Pimblett』で行われる予定だった「UFC世界女子バンタム級選手権試合」王者・ケイラ・ハリソン(米国)vs.挑戦者アマンダ・ヌネス(ブラジル)の王座戦が、ハリソンの首の負傷によりキャンセルとなった。ビッグカードの延期に、ケイプによれば、この『UFC 324』で、王者ヴァンとの対戦の打診があったのだという。

 しかし、フライ級タイトルマッチは実現しなかった。

 1月15日、ヴァンはXに「俺と君マネルとの違い、チャンスが来たら俺は賭けてみる。みんな俺みたいにはできてないんだろうな」と、6月のブルーノ・シウバ戦の3R TKO勝ちからわずか3週間後のブランドン・ロイバル戦のオファー(※ケイプが負傷欠場した代役)を受けて判定勝ちで、パントージャへの挑戦権を得たことを投稿した。

 そして25日には「うわっ、仕切り直しが台無しだ」と、何らかのカードが飛んだことを示唆した。

 同日、ケイプがそれに反論

「これだけは忘れるな。お前がこの立場にいるのは、俺が足を折って、Brandon Royval戦で俺の代わりに入ったからだ。みんな、俺が怪我から戻った時に何が起こったか見たよ。だからこのリマッチのクソみたいな話はやめろ(中略)お前は俺と戦うんだ。4週間くれ。それだけでお前をおむつに戻してやるよ」と、ヴァンを赤ん坊扱いして、「4週間」あれば対戦できると息巻いた。

 1月26日、それに王者も反応。「おっぱいボーイ(※ケイプの胸の筋肉を揶揄)、お前、なんで最初にNOって言ったのか そいつらに説明しろよ、デブ女」と、対戦が合意に至らなかった原因はケイプが断ったからだと明かした。

 翌27日には、ケイプが「このバカが何を言ってるのか説明してやるよ。まず第一に、契約なんて最初からなかった。第二に、UFCは先週土曜日のジョシュアの相手に、ケイラ対アマンダ戦の代役として俺を『検討』したけど、俺に伝えてきたのはたった1週間前だった。そして当然、1週間で減量なんて無理だろ、笑。もし減量をミスったら、アルマン・ツァルキヤンより凍え死ぬよ…正しいやり方でやろうぜ」と、1週間前の直前オファーで減量が間に合わないために、ヴァン戦を受けなかったと説明した。

 その投稿にヴァンは「黙れよ、契約にサインする気なかったくせに」と、チャンスを逃したと指摘。

 すかさずケイプも「どんな契約のことを言ってるんだよ、このバカ? 君が知的限界の大きい人だってことは分かってるから、特別に割引してやるよ。契約にサインしてほしいなら、3月7日にしようぜ」と、米国ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催される『UFC 326: Holloway vs. Oliveira 2』での対戦を指定した。

 ヴァンも受けて立つ構えで@ufcをメンションして「3月7日 ?? やろうぜ」と応答。続けて、「タイラは準備しとけ、Titty Boiがまた何か言い訳してくる可能性があるから!!」と、ケイプが試合をキャンセルしたときのために、平良達郎にバックアップの準備をしておけ、と呼びかけた。

 前日に26歳の誕生日を迎えたばかりの平良がこれに珍しく反応した。

「Don't bring up another name. Prove it. Face my jiu-jitsu. March 7. Contract. @ufc」

「別の名前を出すな。証明してみせろ。俺の柔術に挑んでみろ。3月7日。契約。@ufc」

 平良は、ヴァンにケイプの名前を出すな。対戦するのは俺とだろう──と次の挑戦者は自分だと名乗りを挙げている。

 26日にはインスタグラムに「Befitting of the title. I'm ready!(タイトルにふさわしい。準備は万端だ!)」と投稿していた平良。

 果たして3月7日に、UFC世界フライ級タイトルマッチが行われるのか。あるいは別の大会になるのか。王者ジョシュア・ヴァンに挑戦するのは、マネル・ケイプか、それとも平良達郎か。そしてファイターたちが熱望する日本大会はどうなるか。

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