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2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN師走の超強者祭り』のフェザー級「次期挑戦者決定戦」ともいえる一戦でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に判定勝ちしたクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が10日、自身のYouTubeを更新。大晦日の試合の感想を語り、26年の目標を「王座奪還」とした。
試合は序盤をスタンドで攻めたケラモフに、クレベルは組み技で勝負、最後までサブミッションを仕掛け続け、疲弊したケラモフに判定3-0で競り勝った。
「すごいドキドキしましたね。勝った。良かったな。一番ヤバいのはもう1回負けること。絶対クビになってる」と苦笑するクレベルは、ヒザ裏で組むもフィニッシュに至らなかった絞めについて、「ニアフィニッシュね。三角とかでね。ちょっと極めることはできなかったけど。(相手の拳が入ってた)そう、そう、そう。あとケラモフのヒザが自分のお尻にプレッシャーかけていて。彼はディフェンス上手だから」と、三角のなかに辛うじてケラモフが拳を残してスペースを作っていたこと、ヒザを当てて三角を極めさせないようにしていたことを挙げた。
元王者対決を制して、現王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)への挑戦に近い位置につけたが、磯部厚師範から王座挑戦を振られると、「シェイドゥラエフ、無理、私、勝てない(笑)」と珍しく弱気に。
朝倉未来戦を見たクレベルは、「もうシェイドゥラエフと朝倉の戦いはちょっとHULK見たい(振り回して)。ヤバい。怖い。朝倉かわいそう。1R、右、左とスープレックスでダミー人形みたいに(投げられ)。自分は一番安全だったね。1分すぐで落ちたから」と自虐気味に、規格外の強さを見せるシェイドゥラエフに舌を巻いた。
「ビビってる」と突っ込まれて、「ビビってない。自分の体だけ心配」と笑うクレベルは、「次の相手? あっ、知ってる。レン・ヒラモト。近い選手はみんな(シェイドゥラエフが)ボコボコにした。誰と試合してない?頑張ってください」と、シェイドゥラエフの相手に推す始末。「なんで1年間、私待っている。シェイドゥラエフは契約終わって、UFC行く」と黒い笑顔を見せた。
しかし、最後にはケラモフ戦を越えたことを、「緊張した。すごいプレッシャーがあった。もし負けたら、今後重要な試合に関わることが困難になる。またタイトルマッチに戻ることも」と、王座戦線に生き残る意味があったと明かし、盟友のホベルト・サトシ・ソウザとともに、再び王座に戻ることが目標だと語る。
「いちばんのショックはサトシ先生(のKO負け)。でももう1回やったら必ずサトシが勝つ、絶対戻る。私それが信じてる。でも信じてるだけじゃなくて私もいるし、私とサトシは2人で一緒に練習して、2人ともちょっとだんだん歳を取ってきたけど、今年もう2人でチャンピオンになるのは最後かもしれない。でも今年2人で頑張る。それが、バックステージでずっと言ってたこと。2人で今年で頑張ります。私とサトシ、チャンピオンに戻りたい。2人で本当に頑張りたい。終わりじゃないね。終わりじゃない。まだまだ今年できるよ」
そのために、誰も止められない“怪物”シェイドゥラエフを、自身なら止めることができる、と言い切る。
「冗談ばっかり言ったけど、シェイドゥラエフは強いし、功績もある。でも自分が見るに、この階級で私だけが、多分彼が止めることができるかな。自分の階級で(ほかに)彼を止めるのはあんまりできない。なぜなら彼はストライキング上手い、グラップリングも上手い。自分の階級はストライカー多いけど、グラップリング、レスリングが上手な人は少ない。彼を止めることが出来るのは私だけ。今年は私、それに集中、頑張ってる。今年、自分のチャンピオンにもう1回、なりたい。今年、本当、本当頑張ります」と、圧倒的な強さを見せたシェイドゥラエフから王座を奪うと宣言した。
自身のキャリアの集大成とする2026年は、シェイドゥラエフから王座を奪還し、朝倉未来にリベンジすること。
「今年3試合ぐらいかな。4月、8とか9月ぐらいと大晦日。自分のイメージだったら大晦日に名古屋で戦いたいけど、自分も今、引っ越して名古屋にジムもある、名古屋に生徒いっぱいある、スポンサーもいる。ファンとか色々いるなかで、朝倉と名古屋で戦い、リベンジできればすごく素晴らしい」──柔術の鬼神は力強く、2026年を語った。








