MMA
レポート

【Fighting NEXUS】“第二の朝倉兄弟”となるか!? 賢民の兄・千春がアポロ中山と熱闘判定勝ちでフェザー級王者・横山武司への挑戦権獲得。森昴星が趙大貴を再びRNC葬で悠太とのウェルター級王座決定戦へ

2025/12/24 15:12

森が仕切り直し戦で一本勝ち、ウェルター級T決勝で悠太と対戦へ

▼第7試合 Fighting NEXUS初代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 5分2R(延長1R)
×趙 大貴(フリー)
[1R 3分30秒 リアネイキドチョーク]
〇森 昴星(THE BLACK BELT JAPAN)5勝0敗

 8月以来の再戦。前戦では森がリアネイキドチョークでタップを奪うも、試合中に森のグラウンド状態でのヒザ蹴りが顔面に当たり、グラウンド状態での攻撃の際に金網を掴んでいたため、これらの行為が、試合結果に影響を与えたと判断され、第1ラウンド終了前に試合が停止されたため、試合成立とは言えず、試合結果が「ノーコンテスト」に変更されていた。

 森は柔道・柔術がバックボーンの22歳。THE BLACKBELT JAPAN所属で4連勝中。24年12月に沖縄のMCCSで米兵相手にプロデビューし判定勝ち。25年2月にはPANCRASEで渡邉ショーンに判定勝ちでネオブラワンマッチを制している。

 対する趙は2011年にDEEPでデビュー後、21年に9年ぶり復帰も6連敗中。8月に森にリアネイキドチョークで敗れたがノーコンテストに裁定変更。仕切り直しの一戦で勝利を掴めるか。

 1R、サウスポー構えの森に、趙はいきなり左を伸ばして前進。しかし体を入れ替えた森がボディロックで中央に向けてテイクダウン! ハーフから左で枕。右で差して鉄槌。ニーインからパスガード。抱き着く趙をはがして左腕を右ヒザでピンして鉄槌! パウンド連打! 

 背中を向けかけた趙はケージ際で正対して座るも、そこにマウントの森はヒジ! バックに回り左足、右足をかけてパームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。

 一本勝ちの森はあらためて決勝での悠太(ALLIANCE)戦を決めた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年11月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント