2025年12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館『MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O.CLIMAX 2025~』(U-NEXT配信)のKNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、久井大夢(TEAM TAIMU)の挑戦を受ける王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)。
6月に重森陽太からベルトを奪い、これが初防衛戦となる王者は、どんな試合を見せようとしているのか? タイでトレーニングを積むゴンナパーのインタビューが主催者を通じて届いた。
年齢も年齢なので自分のビジネスを
──8月の下地奏人戦を今振り返ると?
「勝利を収めることができたので、すごくうれしかったですね」
──ここしばらくヒジありでの試合が続いていますが、もう感覚は完全に戻っていますか?
「まさにその通りですね。全て、うまく進み始めています」
──K-1ルールを経験する前と後で、ヒジありでの戦い方に変化はありますか?
「K-1で戦っていた間は長いことヒジを使わなかったので、またトレーニングを再開しています。ただ、やることは同じですね」
──今回の挑戦者、久井大夢選手の印象は? 警戒すべきと思っているところはどこでしょう?
「彼は数々のスキルを武器にしていて、決して侮れない新星です。今回は万全の準備をしてきたので、私の強烈なキックとパンチにご期待ください」
──今回はどういう試合をして、どう勝ちたいと思っていますか?
「自分のトレーニングスタイルで戦い、ノックアウトのチャンスがあれば狙っていきます」
──今回はKNOCK OUT王座の初防衛戦ですが、王座防衛ということについて何か思うことはありますか?
「ワクワクしていますが、全力を尽くしてタイトルを守ります」
──今もタイで練習しているのでしょうか? 日本とタイの練習環境はどう違いますか?
「はい、タイでトレーニングしていて、環境は大きく違います。やはり慣れているタイでの練習の方がやりやすいというのはありますね」
──日本は冬になって寒くなってきました。寒い時期の試合はコンディション的にどうですか?
「長年日本に住んでいたので、問題はないと思います。すぐに適応できると思います」
──ここで勝って、来年はどういう活動をしたいと思っていますか? 何かやりたいことはありますか?
「もし勝てたら、来年はいい年にしたいです。年齢も年齢なので、選手活動以外に何か自分のビジネスを始めたいと思っています」
──久井選手にメッセージをお願いします。
「久井選手、またすぐにお会いしましょう。楽しい試合をしましょう」
──今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
「皆さんにKNOCK OUTでの試合を観戦に来ていただきたいです。そして、観戦に来た皆さんに、勝つこと、負けること、そして許すことの概念、つまりスポーツマンシップの精神を理解してもらいたいです」