▼DEEPフェザー級 5分3R
〇武田光司(TRIBE TOKYO MMA)66.25kg
[1R 4分01秒 リアネイキドチョーク]
×奥山貴大(NEX SPORTS)66.05kg
レスリング高校4冠、元DEEPライト級王者の武田光司は、6年ぶりDEEPにフェザー級で参戦。RIZINでガジ・ラバダノフ、ルイス・グスタボ、トフィック・ムサエフの海外強豪勢相手に3連敗した武田はフェザー級転向。24年3月の初戦で萩原京平に判定勝ちすると、6月にラジャブアリ・シェイドゥラエフに1R リアネイキドチョークで一本負け。
大晦日に新居すぐるに3R ローブローによるテクニカル判定勝ち。25年5月のRIZIN韓国大会でジ・ヒョクミンに2R TKO負けで、白星と黒星を交互に繰り返している。TRIBE TOKYO MMA所属として戦う、30歳。
第2代SB日本ウェルター級王者の奥山は、24年12月、SB GROUND ZERO TOKYO 2024でMMAデビュー。極真&柔道ベースを活かして白川陸斗に1R、腕十字で一本勝ち。25年3月のDEEPフェザー級GP1回戦で海飛に判定負け。5月、MMAデビュー戦の直樹に1R KO負けで2連敗に。25年9月、MMAデビュー戦の大和哲也に1R 腕十字で一本勝ちし、MMA戦績を2勝2敗の五分とした。31歳。
MMA17勝8敗の武田がキャリアの差を見せつけるか。それとも奥山がヒョクミンのように組みを凌ぎ、打撃で勝機を見出せるか。
武田「DEEP、6年ぶりですね。久しぶりにDEEPっていう舞台に出れらる
奥山「今回、武田選手に挑戦させてもらえるということで、すごく光栄に思います。武田選手に奥山が負けると予想している人たちを、全員負かそうと思
1R、前後のステップから左を突いて組んだ武田。左で差してケージに押し込みクラッチ。左足をかけて小外がけテイクダウンの武田は奥山のインサイドガードからパウンド連打!
蹴り上げの奥山の足をさばいてパス狙いに。頭を上げて立ち上がろうとする奥山の首を抱えてがぶり。さらにサッカーキックから右足をかけてリアネイキドチョークへ。奥山の右手を縛って4の字に足を組んだ武田は、リアネイキドチョークを極めた。
試合後、武田は「1年間、いろいろあって全然結果が出なくて。TRIBE TOKYO MMAに入って長南亮代表にすべてを託して、ありがとうございます。そして(後藤)丈治ありがとう。やっぱ信じてよかった。やっぱりTRIBE愛だね。地元のやつだったり、先輩だったり後輩だったりとか、いろんな奴らに『自分を信じて俺やってるぜ』みたいに言ってたんですけど、なんか結果が出ない中で“もう終わっちゃったのかな?”みたいな感じの時もあって、すげえ半信半疑で格闘技やってる自分も正直今年はいました。だけど、ゴマするするような感じになっちゃうんですけど。TRIBE TOKYO入ってみんなすげー強くて。切磋琢磨し合ってて、僕もそこでまたやろうと思って。それでTRIBE TOKYOの門叩いて入ったんで、まだ強くなると思っています、僕は。TRIBEを信じて。僕は引退するまでTRIBE TOKYOで骨埋めようと思ってるんで。今後とも頑張っていきますので。来年は一発目。多分、RIZINですかね。またゼロからやってくんで、今後とも皆様応援よろしくお願いします」と語った。









