▼ヘビー級 5分3R
〇ギリェルミ・パッチ(ブラジル)6勝0敗(UFC1勝0敗)
[判定3-0] ※30-27×3
×アレン・フライJr.(米国)6勝1敗(UFC0勝1敗)
コールに胸をドラミングしたパッチ。1R、ともにオーソドックス構え。右カーフのパッチに組むフライJr。右で差して押し込み、左ヒジ。両差しでクラッチもパッチは差し返してケージ背に右ヒジ。体を入れ替え離れる。
右から左のパッチ。左をヒットさせる。ブロッキングも被弾のフライJr。パッチは左ボディから右フック。右ボディ。右目下から出血のフライJrの前進に、シャープな左ジャブを刺すパッチ。さらにオーソから右から左フック。
組んで押し込むフライJr。ヒジ・ヒザも打つがテイクダウンはならず。右を突くパッチ。左から右のワンツー、右から左で前に出るが、フライJrが最後に左フックで押し倒して上でホーン。
2R、左ジャブで前に出るフライJr。パッチは右から左の逆ワンツーで前に。右で差して押し込むも、フライJrは組み。突き放したパッチは左ジャブ! 被弾しながらも前進、押し込むフライJrのヒザ蹴りに離れるパッチは左フックは空振り。しかし、続く左右からの左はパッチ! 左で差して組むフライJrの右手首を掴んで組ませず。下がりながら右ローを連打するパッチ。手数はフライJrも有効打はパッチ。
3R、ギアを上げて右から左で前進し、左右ヒジを打ち込むパッチ。体を入れ替えたフライJrは右で差して押し込み細かいヒザ。腕抜き、離れたパッチ。組むフライJrとの体の入れ替え合い、左で差して押し込むフライJr、パッチはヒジを打ち、体を入れ替え離れて右ストレート! 組むフライJrは押し込み。右小手のパッチ。両差しにするフライJrだが展開できず。
突き放したパッチが左ジャブから声を挙げてワンツーもフライJrが押し込みヒジを打ち、ホーン。1、3Rは確実にパッチのラウンドに。判定はフルマークの30-27×3でパッチが勝利。
GUILHERME PAT CAME OUT SWINGING TO START ROUND 3 😳
— UFC (@ufc) December 14, 2025
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試合後、パッチは「俺は今、砂利道にいるような状況だ。言葉にできない感情だ。ずっと待っていたんだ。これのために必死に努力してきた。夢が叶ったんだ。知ってるか? 昔UFCのゲームでキャラを作ってチャンピオンになるんだ。あの街の奴にそっくりでまさにその男みたいにチャンピオンになるんだ。彼のゲームプランは前に出てテイクダウンを狙うはずだった。今週は様々なことがあったから相手の映像はあまり持っていなかった。そこにはあまり情報がなく、彼が足を狙って来るか、あるいは再び攻めてくるとは本当に思っていなかったから」と語った。



