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2025年12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN師走の超強者祭り』のフェザー級でクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)vs.ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)が電撃決定した。また、インスタライブで榊原信行CEOは、11月3日の神戸大会前日にケラモフ欠場により試合が中止となっていた松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)について、「2026年のいずれかのタイミングで組ませていただきたい。松嶋選手の初参戦を必ず実現させたい」と語った。
▼RIZINフェザー級(66kg)5分3R
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)35勝9敗1分
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)21勝6敗
クレベルは、24年大晦日に鈴木千裕に判定勝ちで3連勝で王座奪還も、5月のラジャブアリ・シェイドゥラエフ戦でKO負けで王座陥落。7月の前戦で朝倉未来にスプリット判定で敗れ、2連敗となっていた。
24年大晦日にクレベルと同門の階級上の王者ホベルト・サトシ・ソウザに挑戦したケラモフは三角絞めで一本負け。25年6月に無敗の木村柊也に判定勝ちで再起を遂げるも、11月大会で松嶋こよみとの試合を、ウイルス性胃腸炎により前日キャンセルしていた。
大晦日復帰を決めた第4代フェザー王者のケラモフは「日本のファンの皆さん、こんにちは。まず初めに、前回の試合を飛ばしてしまったことをお詫びします。松嶋選手はじめ、たくさんの方を失望させてしまいました。その償いは、今回100%万全の状態で試合に臨み、試合内容で返すことを約束します。
対戦相手は、自分と同じ元王者で、しかも同じくタイトルを狙っています。この試合の結果は、互いの未来に大きく影響します。この強敵に対して、自分の持てるすべての技術を使って勝ちにいきたいと思います。クレベルとの試合は、この大会、随一のMMA技術が見られる美しいものになるでしょう。皆さん、近いうちに会いましょう」とコメント。
対するクレベルは、米国フロリダのアメリカントップチームでトレーニング後に、リモートで参加。「私、めっちゃ嬉しいです。大晦日に戦う。でもケラモフ、逃げないでください。怪我とか(欠場)全部やめてください。私、あなたを待ってます。絶対あなたをボコボコにします」と必勝宣言。12月6日までATTで修行することを明かした。
また、榊原CEOは、11月にケラモフの体調不良により試合が前日キャンセルされた松嶋こよみが、大晦日にケラモフとの仕切り直しの一戦とならなかったことについて、「松嶋選手との試合が、ケラモフの体調不良で11月に組めなかったんですけど、そもそも11月に彼(ケラモフ)の青写真としては、松嶋選手に勝って、大晦日という風に思い描いていたところもあって、松嶋選手との試合(で開けた)の穴を埋めることも含めて『試合がしたい』という強い希望もあって、大晦日のマッチアップをいろいろ検討したんですが、松嶋選手との試合をそのままスライドしてマッチメイクっていうのもあったかもしれませんけど、やっぱり“10年の締めくくり”となる大会の中でマッチアップするのであれば、クレベル選手が『やる』ということを、あの言ってくれたので、それを優先させていただきます。いずれにしても、ケラモフ戦はやって、2026年で、いずれかのタイミングで実現させていただきたいと思います。松嶋選手とも良い関係を築きながら、初参戦を必ず実現させたいなと思います」と語った。







