(C)RIZIN FF
2025年12月3日、さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN師走の超強者祭り]』で、朝倉未来(ジャパントップチーム)を相手にフェザー級王座2度目の防衛戦に臨むラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)が、本誌『ゴング格闘技』N.341のインタビューに応じ、残り1試合の契約だった大晦日決戦後も、RIZINで戦うことを決断。契約を延長したことを明かした。
16戦無敗、オール2R以内フィニッシュの“絶対王者”シェイドゥラエフはこれまで、残りの契約が1試合であることを語っていたが、ここまで5試合を日本で重ねたことで心境が変化。特に、大晦日の公開会見で、多くのファンに歓迎されたことが印象深く、「日本のファンの期待に応えたくて」RIZINとの契約を延長したという。
朝倉未来とのタイトルマッチに向けては、万全の様子で、既報通り12月21日(日)の『PANCRASE360』でフェザー級タイトルマッチに臨む同朋のカリベク・アルジクル・ウール(キルギス)とともにトレーニング。年末に2人でベルトをキルギスに持ち帰るつもりだ。
そんななか、朝倉未来のYouTubeメンバーでジャパントップチームの佐々木大が、自身のIhlas teamを訪れて出稽古をしたことについて聞かれると、表情が一変。
「練習が休みの日だったけど、日本からのお客さんが来たと聞いて、日本の人にはお世話になっているから」とジムに向かい、“おもてなし”をしたのだという。
しかし、佐々木が同階級の対戦相手の候補として名前が挙がっていた朝倉のチームの選手と後で知り、「がっかりした」と落胆の気持ちを吐露した。
それでも最後は「日本のファンの皆さん、一人ひとりが大好きです。愛してます。ぜひ大晦日の試合を観に来てください。お会いできることを楽しみにしています」と語った王者。
「一番盛り上がる試合になります。私は相手を研究していてまだ調べ切れていないんですが、しっかり調べて準備を整えてリングに上がるので、1Rで倒すと思います」と、1Rフィニッシュを予告しているシェイドゥラエフは、大晦日に最後の鐘を鳴らすか。





