▼RIZINフェザー級(66.0kg)選手権試合 5分3R
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)王者
朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)挑戦者
◆ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
Razhabali Shaidulloev
2000年10月11日、キルギス共和国出身
身長:170cm、リーチ:174cm(69inc)、体重:66.0kg
Ihlas所属
キルギスの高地で広大な自然のなか育まれた脅威のフィジカル、さらに組技・寝技はもちろん立技でも高い技術を持つコンプリートファイター。家族の勧めでレスリングを始める。19年、地元キルギスのBatyr BashyでプロMMAデビュー。ロシアのACA Young Eaglesで3勝後、22年11月、アマチュアルールのGAMMAで4日で3勝しフェザー級王座獲得。23年6月のROAD FC 63kgトーナメント1回戦でヤン・ジヨンに1R一本勝利も、8月の準決勝は体重超過/計量遅刻により失格。10月、UAE Warriorsで一本勝利。24年6月、RIZIN初参戦。武田光司を1R序盤リアネイキドチョークで沈め、その漲る破壊力でRIZINファンを一瞬で虜にした。9月には体重超過のアーチュレッタに対し「全く問題ない」と応じると1R アームバーでタップを奪った。大晦日、立ち技の元世界王者である久保優太を完全ドミネートしてTKO勝利。25年5月、RIZIN4戦目でベルトに挑戦、クレベル・コイケをまさかの1R僅か62秒でTKOし王座奪取した。いつでも挑戦を受けるという強者の流儀を持ち合わせるが、参戦予定の7月は筆頭候補ヴガール・ケラモフの負傷等で防衛戦は実現せず。ファイトIQの高いビクター・コレスニックを挑戦者に迎えた9月、1R右ストレートでダウンを奪い、そのまま僅か33秒でフィニッシュし、初防衛達成。さらにプロ戦績15勝無敗に更新(全て2R以内フィニッシュ)。V2戦の今回、絶対的な長期政権を築くべく、朝倉を早期フィニッシュし、圧倒的な強さを誇示するつもりだ。
◆朝倉未来
Mikuru Asakura
1992年7月15日、愛知県出身
身長:177cm リーチ:178cm (70inc) 体重:66.0kg
JAPAN TOP TEAM所属
12年MMAデビュー。13年から弟の海と共にTHE OUTSIDERへ参戦し、二階級制覇を果たす。ROAD FCを経て18年8月、RIZIN初参戦。19年7月の矢地祐介戦に完勝した頃から人気YouTuberに。7連勝後の20年11月、斎藤裕とのRIZIN初代フェザー級王座決定戦で判定負け。その後21年6月、RIZIN初の東京ドーム大会メインでクレベル・コイケに一本負け。10月、初の配信限定興行RIZIN LANDMARK旗揚げ大会では萩原京平を返り討ちにした。22年9月には日本人で2人目となるメイウェザーとの対戦で世界中にその存在を知らしめた。23年7月、ケラモフとの王座決定戦で一本負けを喫し再びベルトのチャンスを逃すと、11月のFIGHT CLUBでYA-MANにOFGでのキックボクシングマッチでTKO負け。24年7月には平本蓮に1R KOされ事前の公約通りに引退を宣言。しかし結果は陰性ながらも相手にドーピング疑惑が浮上したことで遺恨が残る結果に。その後、平本との再戦として復帰が発表されるも、相手の怪我を受け「男祭り」に名を変えた舞台で鈴木千裕と対戦、フルラウンドコントールし判定勝利、悲願の復活を遂げた。7月、4年の歳月を経て元王者クレベル・コイケと再戦、テイクダウン許さずリベンジを達成した。王座をかけた戦いに2年5ヶ月ぶりに挑む今回、最恐の王者を捩じ伏せ、悲願のベルトをその手に掴みたい。



