(C)RIZIN FF/Norie Takaue
2025年11月3日(月・祝)兵庫・GLION ARENA KOBEにて『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』が開催された。
全席種が完売(1万420人満員)という同大会では、メインイベントで秋元強真(JAPAN TOP TEAM)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦したほか、摩嶋一整(毛利道場)vs.木村柊也(BRAVE)など注目のフェザー級戦が組まれたが、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)vs.松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)の一戦はケラモフがウィルス性胃腸炎のため試合中止となっている。
▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
×萩原京平(SMOKER GYM)9勝11敗
[2R 3分52秒 TKO] ※パウンド
〇秋元強真(JAPAN TOP TEAM)10勝1敗
萩原は、3連敗から2連勝中。牛久絢太郎、武田光司、高木凌に敗れるも、2025年3月にトビー・ミセッチを1R TKOに下すと、5月の前戦でJTTの西谷大成にカーフキックを効かせて左フックで1R KO勝ち。
秋元は、24年大晦日に元谷友貴との「バンタム級王座次期挑戦者決定戦」で判定負け。25年5月、高木凌とのフェザー級新世代対決で判定勝ちで再起。7月にダウトベック戦が流れるも、緊急参戦の赤田功輝を1R リアネイキドチョークで下してている。その勝利のマイクで萩原京平をコールアウトし、リング上で舌戦を展開していた。
グローブタッチ無し。喧嘩四つで近い距離に立つ両者。
1R、先に中央を取ったのは萩原。右のインカーフ。しかし秋元も中央を取り返すと、萩原は右インカーフを2発。左を振ってからダブルレッグで入って組んだのは秋元。左を差されなかった萩原が突き放す。
右のダブルで前に出る萩原に体を入れ替えた秋元は右ボディから左! ショルダーブロックの萩原は右を打ち返す! 鼻血の秋元が詰めるが、秋元の詰めに左をヒット! 萩原も秋元の左に鼻を赤くする。追う萩原。回る秋元は右も、届かせるのは萩原! ワンツーの萩原。ジャブから右ボディストレートを当てる。秋元は左を突くが萩原はさばく。
2R、ともに鼻が腫れる。近い距離での打ち合いがゆえに萩原のレスリングディフェンスが後手に。シングルレッグで入った秋元がテイクダウンからサイドに。がらりと戦法を変えて組んだ秋元。足を戻す萩原の立ち上がりにギロチンチョークを狙うが、ここは想定済みの萩原は横回転してスクランブルで立ち上がり!
追う秋元も左右で前に。萩原は右ボディ! さらに左フックも、それをダッキングで潜った秋元はその動きのままシングルレッグテイクダウン。サイドを奪われた萩原の動きにバックに回る秋元は4の字ロックからおたつロック。リアネイキドチョークを狙うが右足がおたつロックでかかり右には回れない萩原。腕が回りかけるが、ハンドファイトで防ぐ萩原。
正対しようとする萩原だが、おたつロックの秋元は逃がさず、ツイスターも狙いながらパウンドでトップに移行! ボディトライアングルのままマウントでパウンド連打! 回転できない萩原は頭を防御するが、頭がマットについて殴られ続け、レフェリーが間に入った。萩原はタップしていないとアピールも仕方ないストップ。
試合後、秋元は「どんだけもらっても俺は心折れないから。去年、大晦日に元谷選手に負けて『グラップラーには勝てない』って言うやつらがいるんで。次俺に超強いグラップラーあててください。この先のRIZIN盛り上げるの俺しかいないんで、注目してください」と語った(※試合後インタビュー全文)。
🔴LIVE!!#RIZIN_LANDMARK12 in KOBE⚓️
— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) November 3, 2025
ハイライト
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
秋元強真⭕️@Kyoma_mma
🆚
萩原京平
🎫 #UNEXT PPVアーカイブ配信チケットは11.4㊋0㏂~▶️https://t.co/Y2gvsC4LLx pic.twitter.com/BbpiUwNrV9
























