RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)が次戦に向け、強力タッグを公開。英気を養う姿を披露した。
29日「ラム・シャンク(子羊の骨付きスネ肉)、アフガニスタンのコルドロン(大釜)の中のアヒル、男の休息」と記したインスタを共同投稿したシェイドゥラエフは、キルギスの山中にピックアップトラック2台で乗り付け、大自然のなかで高速シャドーを披露。トレーニング後に、焚火を前に野趣あふれるキルギス料理を作り、食らう動画をアップした。
注目は、このファイトキャンプならぬファイターズキャンプに、ONE無敗のアクバル・アブドゥラエフも参加していること。
25歳のシェイドゥラエフが「兄のような存在」と慕うアブドゥラエフは、28歳でMMA13勝無敗、13全フィニッシュ(12KO・TKO&1SUB)というONEフェザー級(※70.3kg)ファイターで、シェイドゥラエフのことを血の繋がっていない弟と可愛がっている。
シェイドゥラエフは、16戦無敗16フィニッシュ(5KO・TKO&11SUB)中で、この2人のキルギス人フェザー級戦士だけで、実に29戦29勝無敗29フィニッシュという恐るべき白星を積み重ねている。さらにその2歳下にはシェイドゥラエフとも練習するMMA12勝1敗(10フィニッシュ)のカリベク・アルジクル ウルルもPANCRASEに参戦中で、キルギスのフェザー級三羽烏と呼ばれている。
シェイドゥラエフが所属する首都ビシュケクのIhlas MMAから、アブドゥラエフが練習するオシュのAl-Munar FCまで約600km。「これまで練習をしたことはない」という両者だが、今回のキャンプでの合体でどんな交流があったか。






