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【QUINTET】「置き大将」のはずの手負いの中村大介がまさかの「行きます」で決勝粘りタップせず、脱臼一本負け。チーム・ノゲイラが優勝。準決勝はイゴールが2人抜きの逆転勝ち

2025/10/24 00:10

準決勝 2

◆TEAM NOGUEIRA DUBAI/監督:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(Total:427.0kg)
先鋒 ゼリムハン・カサエフ/Zelimkhan Kasaev 88.5kg
次鋒 ニコライ・ヴェトロフ/Nikolay Vetrov 75.5kg
中堅 アブデルラウブ“ミドー”/Abdelraaouf “Mido” 65.8kg
副将 チアゴ・サ・フォルテス/Thiago Sa Fortes 85.7kg
大将 プーヤ・ラフマニ/Pouya Rahmani 111.5kg

vs.

◆TEAM BANGTAO THAILAND/監督:ボブ・サップ(Total:422.5kg)
先鋒 ケモイ・アンダーソン/Kemoy Anderson 92.6kg
次鋒 PJバーチ/PJ Barch 87.5kg
中堅 キム・ドンヒョン/Dong Hyun Kim 90.0kg
副将 アレックス・シルド/Alex Schild 61.5kg
大将 ルーカス・バルボーザ/Lucas Barbosa 90.9kg


△先鋒 ゼリムハン・カサエフ/Zelimkhan Kasaev 88.5kg
△先鋒 ケモイ・アンダーソン/Kemoy Anderson 92.6kg

 組み手争いからダブルレッグから小外がけテイクダウンはカサエフ! 場外となり中央からマウントで再開。半身のアンダーソンを上四方、さらにマウントに移行し、ニーオン。足を戻すアンダーソンに下になるカサエフは腕十字狙いから内ヒールへ。50/50からヒールを狙うが、アンダーソンは脇差しパス!

 しかしカサエフは下から三角絞めへ! 座って極めさせないアンダーソン。カサエフのトップからの攻めでトラックポジション。解いてマウント。腕十字も上体を起こすアンダーソン。ともに疲れが見えるなか、カサエフがサイドになりゴング。ドロー。


△次鋒 ニコライ・ヴェトロフ/Nikolay Vetrov 75.5kg
△次鋒 PJバーチ/PJ Barch 87.5kg

 ヴェトロフのトップからの攻めにバーチは下から50/50、足関節狙い。ヴェトロフも下になるとベリンボロを狙うも、作らせないバーチ。ヒザが頭に当たり、バッティングでヴェトロフの頭がカット。チェック後、再開。

 デラヒーバからバック狙いのヴェトロフ。しかし正対するバーチに下から足首を抱えるヴェトロフ。潰して足を抜くバーチはパス狙い。そこにストレートフットロックのヴェトロフ。抜くバーチ。引き分け。

▼4分 選択
△中堅 アブデルラウブ“ミドー”/Abdelraaouf “Mido” 65.8kg
△中堅 キム・ドンヒョン/Dong Hyun Kim 90.0kg

 先に詰めてドンヒョンをスタンドバックで押し込むミドー。中央に戻るドンヒョン。ともにスタンドの組み手争いで時間切れ。65.8kgのミドーが90.0kgのドンヒョンを道連れに脱落。


△副将 チアゴ・サ・フォルテス/Thiago Sa Fortes 85.7kg
△副将 アレックス・シルド/Alex Schild 61.5kg

 外ヒールのフォルテスに足を抜く小柄なシルド。フォルテスはストレートフットロック狙い、さらにがぶりからネルソン、アナコンダチョークも仕掛けるが、シルドは引き分けに持ち込んだ。

▼4分
〇大将 プーヤ・ラフマニ/Pouya Rahmani 111.5kg
[判定]

×大将 ルーカス・バルボーザ/Lucas Barbosa 90.9kg

 体重差を活かしてトップからパス狙いのラフマニ。スクランブルするバルボーザに再び脇を差して攻めるラフマニ。下のバルボーザの足関節に、ラフマニも足関節で仕掛けてゴング。大将判定はチーム・ノゲイラのラフマニが勝利。チーム桜庭が待つ決勝への駒を進めた。

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