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【GLORY】“エロジマン”ことエロール・ジマーマンが11年ぶりに復帰参戦、ヘビー級トーナメント出場権を懸けてパワーファイターと対戦

2025/10/23 12:10
【GLORY】“エロジマン”ことエロール・ジマーマンが11年ぶりに復帰参戦、ヘビー級トーナメント出場権を懸けてパワーファイターと対戦

昨年のK-1 WORLD GP無差別級トーナメントで活躍したジマーマンが今度はGLORYに復帰

 2025年12月13日(土・現地時間)オランダ・アーネムのゲルレドームにて開催される、年間最大のビッグマッチ『COLLISION 8』で、エロール・ジマーマン(オランダ)が約11年ぶりにGLORY復帰を果たすことが発表された。


 ジマーマンは旧K-1時代から活躍しているキュラソー系のオランダのヘビー級レジェンドで、対戦相手の腕の骨や頭蓋骨を骨折させたことから、“ボーンクラッシャー”のニックネームがつくも、日本では本名を短くして“エロジマン”の愛称で親しまれてきた。旧K-1の2008年WORLD GP準々決勝で極真世界王者のエヴェルトン・テイシェイラから勝利。

 2012年には『IT'S SHOWTIME』でGLORY王者のリコ・ヴァーホーベンを左フックでKO。14年ぶりにK-1へ参戦した2024年6月のルーマニア大会でマイク・カラマスケタスを初回KOで破り、10月の「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」に出場。山口翔大をKOして本戦へ進出し、準々決勝でK-JeeをKO撃破するも準決勝でアリエル・マチャドにKO負けした。戦績は111勝(21KO)20敗1分。

 2015年の『GLORY 26』までGLORYに出場していたジマーマンは、5勝(5KO)1敗の好成績を残している。


 対戦相手はアレックス・サイモン(オーストラリア)に決定。身長191cm、体重136kgの巨漢で“ザ・スパルタン”の異名を持ち、元パワーリフティング王者。近年は格闘技に専念し、キックボクシング、ボクシング、MMAで戦ってきたという。戦績は1勝(1KO)無敗。

 この試合は2026年初頭に開催予定のヘビー級トーナメント「Last Heavyweight Standing」決勝戦(8人制ワンナイトグランプリ形式)へのワイルドカード枠を懸けて争われる。ジマーマンが勝利すれば、2024年K-1無差別級トーナメントに続くビッグトーナメントへの出場となり、39歳にしていまだ世界トップクラスにいることの証明になるといえよう。


 さらに、ライトヘビー級の史上最高選手と評価されるアルテム・ヴァキトフ(22勝7敗、8KO)が『COLLISION 8』で行われるライトヘビー級トーナメントへの参加を発表した。

 ヴァキトフはGLORY世界王者に2度輝いた経験を持ち、キックボクシングでアレックス・ペレイラを最後に破った男である。ミロシュ・クヴェチカニン(セルビア)、セム・カセレス(トルコ)、マイケル・ボアペア(ガーナ)が名を連ねる4人制トーナメントに参戦する。


 メインイベントではレヴィ・リグターズ(オランダ)とアントニオ・プラチバット(クロアチア)によるヘビー級ビッグマッチが実現。勝者は「Last Heavyweight Standing」トーナメント決勝への最後のワイルドカード枠を懸けて戦う。

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