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2025年11月15日(土)、韓国・高麗大学校 ファジョンタイガードームで開催される『ZFN 03』に河名マスト(ロータス世田谷)が参戦。Double GFCフェザー&ライト級王者のパク・チャンス(韓国)と対戦することが発表された。
▼フェザー級 5分3R
パク・チャンス(韓国)8勝2敗1分
河名マスト(日本)11勝5敗
河名は、2017年U-23世界選手権グレコローマン59kg級初代世界王者。GLADIATORフェザー級王者として、2024年5月の『ROAD TO UFC』に参戦し、1回戦で韓国のソン・ヨンジェに判定勝ち。しかし、8月の準決勝でシェ・ビンに1R KO負けで連勝が4でストップした。
続く12月の『ZFN 02』でユ・ジュサンと対戦。1R、先に左を当てたものの、打撃戦で右ストレートを被弾しTKO負け。キャリア初の連敗を喫した(※勝利したジュサンはUFCと契約し、1勝1敗)。25年6月には『ZFN Origin 2』でストライカーのチェ・ソンヒョクと対戦し、1R ジャパニーズネクタイを極めて再起を遂げている。30歳。
対するパク・チャンスは、MMA8勝2敗1分。22年8月のDouble G FCで、後のGLADIATORフェザー級王者のパン・ジェヒョクに判定勝ちでフェザー級王座戴冠。24年1月のBlack Combatで中村大介に判定勝ち後、6月のDouble G FCで岩倉優輝とライト級王座決定戦を戦い、判定勝ちで二階級制覇。
河名も出場した12月の『ZFN 02』で格闘代理戦やONE Championshipでも戦ったユン・チャンミンに1-1ドロー。25年4月の『ZFN Origin 01』では、3連勝中だったキム・シワンと67kg契約で対戦し、2R TKO勝ちで、ここ5戦で4勝1分と上り調子だ。28歳。
キム・シワン戦の前後から、ROAD FCに参戦中の原口伸に対戦を呼び掛けていたパク・チャンスだが、今回、同じROAD TO UFC経験者の河名マストに照準を定めた。
ZFNのなかで、勝てばUFCに近づく選手のひとりのパク・チャンスは、身長178cmは河名より8cm高く、オーソからの左の蹴り、右ハイと遠い距離からの打撃も持ち、近い距離での打ち合い、首相撲ヒザも得意とする。キム・シワン戦では1Rに右アッパーを被弾してダウンを奪われながらも、組みで挽回し、最後はバックマウントからのパウンドでTKO勝ちするなど、3つのKO・TKO勝ちをマークも組み勝負も辞さない。
判定に持ち込まれた試合は5勝1敗。接戦を制する後半戦の強さもある。打撃寄りでテイクダウンを受けて尻を着かされる場面も少なくないが、立ち上がりに長けており、河名は前戦でも見せたがぶりも含め、しっかり抑え込んでトップを奪いたい相手だ。
▼フェザー級 5分3R
ユン・チャンミン(韓国)
ヘイナウド・エクソン(ブラジル)18勝8敗
同じフェザー級では、そのパク・チャンスとドローのユン・チャンミンが、8月のROAD TO UFC準決勝での豪州セバスチャン・サレイ戦の1R TKO負けからの再起戦。PFL、EFCで戦っていたヘイナウド・エクソンと対戦する。31歳。
エクソンの前戦は、24年6月の『ZFN 01』で現UFCのユ・ジュサンに判定負け。22年のPFLバッバ・ジェンキンス戦の判定負けから3連敗中で、1年に1試合ペースとなっている。36歳。







