既報カード ペルペトゥオvs住村のウェルター級王座統一戦
▼世界ウェルター級王座統一戦5分5R
エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル/ノヴァウニオン)同級世界王者・2度目の防衛戦 21勝9敗
住村竜市朗(日本/TEAM ONE)同級暫定王者 25勝8敗1分
エルナニは2013年の王座戴冠から約12年に渡り同王座を保持。その間、UFCやONE Championshipなど様々なプロモーションで活躍したワールドクラスファイター。
来日は2019年に行われた『ONE:CENTURY PART Ⅱ』での修斗とPANCRASEの4対4対抗戦で手塚裕之に判定負けして以来、約6年振り。23年11月の前戦ではブラジルで田村ヒビキの挑戦を受け、1R TKO勝ちで王座防衛に成功している。40歳。
一方、住村竜市朗は、2017年7月の長谷川賢との王座決定戦で1R TKO勝ちでDEEPウェルター級王座獲得。2度の王座防衛後、23年12月にPANCRASEで林源平に5R TKO勝ちで同級王者となり、2団体制覇。25年7月、修斗元環太平洋王者・ソーキ(NASCER DO SOL)との死闘を制し修斗王座も戴冠。
“暫定”ではあるがPANCRASE、DEEPに続き三団体の王者となり、今回、遂に念願の王座統一戦が実現する。ここまで決して平坦な道のりではなかったが、史上初となる『主要三団体制覇』のストーリーもいよいよ最終章に突入。39歳。
住村が正規王者となり悲願の3団体での王者となるか? それともエルナニが返り討ちにするか?いよいよ運命の1日を迎える。
修斗世界フライ級王者・関口祐冬が初防衛戦、亮吾が挑戦
▼世界フライ級チャンピオンシップ 5分5R
関口祐冬(修斗GYM東京)王者・初防衛戦 17勝10敗6分
亮我(ゴンズジム)挑戦者・世界1位 9勝1敗2分
世界フライ級王者・関口祐冬(修斗GYM東京)が同級世界1位の亮我(ゴンズジム)との指名試合を行う。
亮我は神戸出身の27歳。スピードと殺傷能力の高い打撃を武器に2023年に新人王タイトルを獲得。翌年にインフィニティリーグにエントリーするもここで須藤晃大を相手に判定負けで自身初の黒星を喫し、準優勝という結果に。
その後、大竹陽、黒石大資、高岡宏気を相手に3連勝を飾りトップコンテンダーのポジションを獲得。今回のタイトルショットを掴み取った。26歳。
迎え撃つ27歳の世界王者の関口は、23年3月に新井丈に判定負け後、内藤頌貴、ヤックル真吾、石井逸人に勝利し、25年1月の前戦で安芸柊斗を4R リアネイキドチョークで極め、4連勝でフライ級暫定王者に。
5月に前王者・新井丈(和術慧舟會HEARTS)との「王座統一戦」が決定していながらも新井の負傷により中止に。王座返上で正規王者となった為、「初防衛に成功してからが本当のチャンピオン」との頑なな思いからベルトを腰に巻こうとはしない。
また近年、もう一つ驚くべき事実が関口の口から語られた。それは幼少の頃に生き別れとなった母親との再会だ。関口は初防衛戦となる今回、母親が来場してくれることを願っており、その為に心血を注ぎ世界王者にまで上り詰めた。果たして関口の思いは母に届くか。そして母の眼前でベルトを腰に巻くことが出来るのか。
最強の挑戦者・亮我を迎える関口祐冬の世界フライ級王座初防衛戦に注目だ。
インフィニティリーグ、旭那vsマッチョ、黒部vs田口
▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R
旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN)勝ち点9
マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)勝ち点0
▼インフィニティリーグ2025 ストロー級 5分2R
黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)勝ち点8
田口惠大(RISING SUN)勝ち点4
※勝ち点変更
7月21日の後楽園大会で行われた友利琉偉(パラエストラ小岩)vs.田口恵大(RISING SUN)の一戦で、友利に1R、ローブローが入り、試合続行不可能となり、田口の反則失格負けとなった。当初、友利が1R勝利で「勝ち点5」獲得とアナウンスされていたが、規定ラウンドに達さずに試合が終了したことから、トーナメントルールの「何らかの理由によって試合が行えなかった場合には相手選手に2点が与えられる」に相当するし、友利の勝ち点を「5」から「2」に変更された。
またここから優勝者が篩にかけられてくる「インフィニティリーグ2025ストロー級」の2試合も追加。獲得ポイント9点で単独トップを走る旭那拳。それを追う黒部和沙。今回の試合もいかに早く相手を倒して高得点を獲得するかが優勝への鍵を握る。
旭那拳は田口、友利に一本勝ち。マッチョは黒部に判定負け後、田口にTKO負け。黒部は友利に1R TKO勝ち後、マッチョに判定勝ち。対する田口は旭那に一本負け後、友利に反則失格。3連敗後の25年9月にマッチョを2R TKOに下している。
リーグ戦もいよいよ佳境に入り、残り試合と獲得点数により優勝者が絞られてくるターニングポイントとなる後半戦に期待だ。同大会のチケットは修斗BASE オンラインショップにて発売中。











