元K-1王者・和島のONE参戦が発表された(C)ONE Championship
第4代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が、ONEチャンピオンシップ株式会社と独占複数試合契約を締結したことが発表された。

和島は2021年12月に木村“フィリップ”ミノルに挑戦して左ミドルでKO勝ち、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座に就いた。2022年6月の『THE MATCH 2022』では“ブラックパンサー”ベイノアから3度のダウンを奪う圧勝を遂げ、2023年3月にはジョムトーンを延長戦でKOし、7月にはかつて敗れているジョーダン・ピケオーをもKOしてK-1では7連続KOを飾ったが、12月の3度目の防衛戦でオウヤン・フェンにKOで敗れて王座を失った。
2024年は3月の「K-1 WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」開幕戦でダリル・フェルドンクにKO負けを喫し、10月にキム・ジュンファをKOして再起。12月には-70kg世界最強決定トーナメントを制覇したストーヤン・コプリヴレンスキーからダウンを奪い勝利していた。戦績は22勝(18KO)6敗。2025年7月21日にK-1グループとの契約が満了したことを自身のSNSにて発表し、「これから次の戦いに向け準備していきます!」と綴っていた。

【写真】蹴り技を得意とする和島
群雄割拠のONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシングに身を投じることになる和島。11月16日(日)東京・有明アリーナで開催される『ONE 173』では、正規王者スーパーボン(タイ)vs.暫定王者・野杁正明(team VASILEUS)の世界王座統一戦が行われ、安保瑠輝也(MFL team CLUB es)がマラット・グレゴリアン(アルメニア)とONEフェザー級で対戦する。

和島は「ONE Championship と契約させて頂きました、第4代K-1スーパーウェルター級王者の和島大海です。これから、世界最高峰のONEの舞台で戦えることを心から嬉しく思います。 これまで支えてくれた家族、スポンサー様、応援してくれるファンの皆様そして自分を成長させてくださった指導者の方々など、自分に関わるすべての皆さまに心から感謝し、結果という形で返していきたいと思います。 これからONEの所属選手として頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。
ONEデビュー戦については今後の発表となる。



