空手出身ロータスの畑大晴vs暴走柔術の平信一
▼ライト級 5分3R
平 信一(綱島柔術/ZST)23勝18敗10分 70.5kg
畑 大晴(ロータス世田谷)1勝 70.1kg
25年8月PANCRASE品川大会でのプロデビュー戦で、原田直人を右突きでKOした空手黒帯の畑。
国士舘大学空手部出身で、大卒後にロータス世田谷でMMAを始めてキャリア1年半でベストKO賞を獲得した。その勢いのままに連続参戦となる今大会では、早くもランカーとの対戦が用意された。
迎え撃つのは“暴走柔術家”としてライト級でも異彩を放つベテランファイター・平。丸山数馬、神谷大智、鈴木悠斗ら実力者相手に敗れたが、24年12月NPH大会では、張豊をパウンドで仕留め、連敗をストップしている。
前戦で一撃必殺の秒殺劇を見せつけた畑と、「いつ何時でも投げる」「始めから行く」を信条に掲げる平との、試合開始から目が離せない一戦。
畑「冷静、冷酷に戦って必ずフィニッシュします」
平「秒殺される前に秒で暴れる」
畑「気合いで、倒せる。どんな相手であれフィニッシュする」
畑「初めまして、ロータス世田谷の畑大晴です。相手がどんな相手であれ、この間と一緒でフィニッシュします。よろしくお願いします。(前回の)試合が終わって2日か3日くらいでオファーをいただいて、対戦相手が8位の平信一選手と聞いた瞬間に、めっちゃ楽しみだなと。ずっと待ちきれない状態です。
(空手は)国士舘大学では、それほど結果という結果は残せなかったんですけど、高校の頃に流派の全国大会があって、そこで日本一を獲れたという感じです。
(『暴走柔術』について)逆に冷静に見てやろうという感じ。グラップリングは、ロータスでいつもやっている人たちの方が断然強いと思うんで、そこは寝技でも自信を持ってやれると思います。
(前回の原田直人戦の29秒 KOは)行けると思った時に行ったら当たったという感じです。課題は、打撃の面もそうですし、組み技の面ももっとレベルアップしていけたらなと思います。
(キャリア1年半での本戦出場は)当たり前じゃないなっていう感じで。(東京選手権Sクラスルールトーナメントウェルター級優勝について)本当は出る予定はなかったんですけど、6月に試合がもうこれしかない! ってなって、優勝できて、そこから流れがいい感じになってきたっていう感じです。
(PANCRASEのライト級は、KOPの雑賀ヤン坊をはじめ、1位にラファエル・バルボーザ、2位に天弥、3位に粕谷優介、4位に葛西和希、5位が後藤亮、6位が丸山数馬、7位で鈴木悠斗など猛者揃いだが)どんな相手であれ“フィニッシュする”っていう意識で、気合いで、倒せると思います。目が離せないくらい速いパンチと、パンチだけじゃなくて組み技でも得意なところを見せられればと思います」







