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【修斗】“戦う店長”こと平川智也が約1年ぶりの復活。大躍進中の青井ブラザーズの弟・青井心ニと激突、ほか3カードも追加=10月11日(土)新宿FACE

2025/09/10 22:09
 現在までに6カードがリリースされている10月11日(土)『SHOOTO GIG TOKYO Vol.39』新宿FACE大会。新たに“黄金の階級”バンタム級で注目カードが決定した。 ▼バンタム級 5分3R平川智也(マスタージャパン東京)同級環太平洋8位青井心ニ(心技舘)  まず青井心ニ(心技舘)は、元環太平洋王者の遠藤雄介の秘蔵っ子として兄・太一と共にキッズ、ジュニア時代から活躍。8月31日に行われた新潟大会ではメインに抜擢され、ベテランの一條貴洋を相手に1R KO勝利を飾り、現在2連続KO勝利と勢いに乗っている。昨年から今年にかけて大躍進を遂げた一人と言っていいだろう。 (C)越後風神祭り  一方、最激戦区と呼ばれるバンタム級で長年に渡りランキングに名を連ねる平川智也(マスタージャパン東京)が約1年ぶりに修斗復活。24年11月の修斗で杉野光星に判定0-2で敗れた平川は、25年2月の前戦で豪州『Eternal MMA 92』に参戦。アラン・フィルポット(アイルランド)にスイッチしての左ハイでTKO負けを喫している。ホームで再起なるか。  また、平川は昼は別の顔を持っており、普段は格闘技の聖地・水道橋に居を構えて30年になる「フィットネスショップ」の店長として従事。多忙な日々を送りながらもコンスタントに試合を行っており、格闘技関係者からは“戦う店長”と呼ばれている。昨年は勝ち星に恵まれなかったがここから巻き返しをはかる。  両選手ともにパンチを中心に試合を組み立て、フットワークよりもプレッシャーを掛けて仕留めに行くスタイル。サウスポー構えの平川に、オーソドックスの青井には跳びヒザの武器もある。両者はどんな位置取りで先に当てて主導権を取るか。トップ戦線に上がるのは平川か、青井か。 [nextpage] ストロー級で金内サイダー雄哉vs.友利幸汰ほか追加カードも ▼第6試合 ストロー級 5分2R金内サイダー雄哉(THE BLACKBELT JAPAN)友利幸汰(パラエストラ小岩)  現役高校生ながらデビューから3連勝! パラエストラ小岩の“ウルトラティーンズ”の一角、友利幸汰(パラエストラ小岩)の参戦が決定。大田ノヒロを1R KO、牧ヶ谷篤に判定勝ちし、25年9月7日の「BORDER2025」大阪大会では、グラウンドスキルに長けた谷中たいちを相手に全局面で圧倒する強さを見せつけKO勝利を収めたばかり。  その友利の対戦相手は“50歳まで現役続行”を掲げTHE BLACKBELT JAPANを影から支えるベテラン・金内サイダー雄哉(THE BLACKBELT JAPAN)。現在48歳の金内だが昨年11月に行われたふじいペリー戦では腕十字で秒殺勝利。引退まで後2年に迫り、鬼気迫る勢いで得意のサブミッションによる一本勝ちで2連勝中。未だ底を見せない17歳の友利が更に覚醒するか? それとも金内がサブミッション地獄に引き込むか? ▼第2試合 バンタム級 5分2R松下祐介(パラエストラTB)菊西拓馬(URUSHI DOJO)  最激戦区バンタム級で長きに渡り活躍する松下祐介(パラエストラTB)が参戦。デビュー戦で見事なKO勝利を飾った元世界王者・漆谷康弘の秘蔵っ子、菊西拓馬(URUSHI DOJO)と激突。  24年4月に現王者の永井奏多に判定負けした松下だが、10月に宮澤ゴリラ和郎に1R TKO勝ち。25年3月の前戦では中野剛貴に判定負けからの再起戦となる。対する菊西は25年1月の前戦で御前昂史を1R 71秒、右ストレートでKOに下している。 ▼第1試合 ライト級 5分2R井口雅仁(AACC)澤江優侍(フリー)  大会翌日に49歳の誕生日を迎える大ベテラン・井口雅仁(AACC)が、新潟大会を中心にキャリアを積む澤江優侍(フリー)と対戦。  澤江は8月31日に新潟で行われた「越後風神祭り15」に出場し久保村ヨシTERUと対戦。偶発的なバッテングによりテクニカルドローとなってしまい忸怩たる思いもあり、今回井口の階級となるライト級での試合を快諾。井口も22年10月のモリシマン戦の判定勝ち以来、実に3年ぶりの公式戦出場となり、新たな決意を胸に戦いに挑む。
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