▼第6試合 2025年度新人王決定トーナメントフライ級(-56.7kg)5分2R
〇鈴木 尊(FourRhombus)56.9→56.8→56.7kg
[1R 2分43秒 リアネイキドチョーク]
×齋藤大樹(ピロクテテス新潟)56.4kg
山形県出身の鈴木は、23年全日本アマ修斗フライ級3位から、24年にプロデビュー。隼吾、本多弥彦直樹をいずれも1R リアネイキドチョークを極める一本勝ち。25年6月にFighting NEXUSで大輝に延長ラウンドで判定負けした。23歳。
ピロクテテス新潟の齋藤は、新潟県村上市出身。家からジムまで60キロの道のりを週6回通い、24年全日本アマ修斗フライ級準優勝。25年4月の「越後風神祭り14」でフライ級新人王トーナメント一回戦に出場予定だった彬大と対戦予定も彬大のドクターストップにより、トライアウト3分2Rで、緊急参戦の塩野谷陽大(ファイティングラボ新潟)と対戦。1R パウンドでTKO勝ちしている。19歳。
1R、先に中央を取るサウスポー構えの齋藤が左。そこに鈴木はダブルレッグテイクダウン。前転してグランビーロールの齋藤に、すぐについていく鈴木がバックテイクから崩しに。ロープを掴んでしまう齋藤。なおも鈴木はボディロックテイクダウン。
上体は立てる齋藤の立ち上がりになおもボディロックテイクダウンの鈴木に、先に立つ齋藤ががぶり。しかし首抜く鈴木がボディロックテイクダウン! ボディトライアングルで4の字に巻くと、バックマウントからパウンド。リアネイキドチョーク狙い。
亀に戻してスクランブルする齋藤に、鈴木はリアネイキドチョークを極めると、齋藤が失神。試合後、鈴木は「新潟の修斗ファンの皆さん、僕が大樹選手の思いを背負って、絶対新人王を獲るんで、皆さん応援よろしくお願いします」と力強く語った。


