打倒・士門に絶対の自信をみせたONEで3勝1敗のペットンロー(C)ONE Championship
2025年8月22日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 121』(U-NEXT配信)にて、吉成士門(エイワスポーツジム)がONEフライ級ムエタイ3分3Rでペットンロー・シッルアンピナンフォン(タイ/An Sukhumvit)と対戦。ONEでの3連勝を狙う。

対戦相手のペットンローは24歳のサウスポー。2023年にONEで3連勝を収めたが、2024年1月にナックロップに敗れ初黒星。この試合で怪我を負い、しばらく戦線から離れた。ジムをPKセンチャイに移籍し、タワンチャイやプラジャンチャイと共に練習し、5Rのトラディショナルムエタイで4連勝して今回ONEに復帰する。
ONEの公式サイトにて、ペットンローは「長い休止期間を経て、復帰できて本当に嬉しいです。実は今年初めに出場するところだったのですが、(ミャンマーの)地震のせいでその機会を逃してしまいました。今回の復帰は私を大きく変えました。PKセンチャイで1年以上トレーニングを続けてきて、多くのことを学びました。特に、トレーニングプログラムにスポーツ科学を取り入れるようになったことが大きな要因です。おかげで以前よりも強くなり、万能になり、体重も増え、スピードも上がり、スタミナも大幅に向上しました。必ずトップに登れると確信しています」と、PKセンチャイで自分はさらに強くなったと語る。
その自信の裏付けから、ペットンローは今回の試合は難しい試合ではないと考えているという。

「士門は長身のボクサーです。彼の強みは素早いフットワークですが、明らかに劣っているとは思いません。彼の明らかな弱点は、インサイド攻撃があまり得意ではなく、より長い距離から外側からの攻撃を仕掛ける傾向があることです。彼は私にとって初めての外国人選手で、素晴らしい評価を得ています。でも、全く心配していません。彼は私にとって難しい相手ではありません。私はすでに100戦近く経験していますし、プラジャンチャイ(ONEストロー級ムエタイ&キックボクシング統一王者)からもアドバイスを受けています。彼にプレッシャーをかけ続け、スピードで逃げられないようにするつもりです。彼が生き残れるかどうか、見てみたいと思っています」と、士門の弱点を熟知したうえでプレッシャーをかけて追い詰めていくとする。

「彼に対する私の強みは、彼と同じくらい速い脚力と、勇気とテクニックの組み合わせです。これらは誰にも負けないと確信しています。リングでの成功を確実なものにするために、毎試合良いパフォーマンスを発揮するつもりです。タイのファイターとして、全力で戦う。誰も失望させない。やり合ってどうなるか見てみよう」と、スピード、ハート、テクニックで士門を上回るとした。
そして「ただ、逃げすぎないようにね」と士門へ“前へ出て戦え”と不敵なメッセージを送った。



