【写真】「イップ・マンの詠春拳です」と謎の言葉でポーズした富松。沖縄で練習してきたのは柔術だけではなかった、のかもしれない
2019年10月22日(火・祝)東京・後楽園ホール『DEEP JEWELS 26』で、DEEP JEWELSアトム級王者・前澤智(リバーサルジム立川 ALPHA)にタイトルマッチで挑戦する富松恵美(パラエストラ松戸)。
プロレスを経て柔術から2006年10月にMMAプロデビュー。2014年にはDEEP JEWELSストロー級暫定王座にも就いた。しかし、正規王座決定戦で敗れ、今回5年ぶりの正規王座奪取を狙う。
悲願の戴冠に向け、富松は千葉のパラエストラ、そして沖縄で特訓を積んできたという。
──計量は47.5kgとしっかり100gアンダーでした。減量は順調でしたか。
「そうですね……今回、今回一番太りすぎて飲みすぎていまして(苦笑)。でも意外とジムに通って筋肉を鍛えてきたので水抜きですぐに落ちました」
──公開計量では前澤選手の「ロック」発言に「メタルです」とすかさず訂正を求めましたね。
「そこは聞き捨てならなかったですね。譲れないところなので」
──今回、柔術を強化されたというのは?
「柔術というか沖縄に行きまして……」
──THEパラエストラ沖縄、ですね。
「はい。松音良太先生のもとで観光をせず練習ばかりをしてきました」
──計量では「パラエストラ千葉ネットワークが20周年ということで、さらに勢いに乗せるベルト獲得を必ず達成します」という言葉もありましたね。沖縄でビーチに行って泳いできたわけではない、と。
「もともと泳げないので(苦笑)。松根魂とアツい沖縄の環境でグダグダになってやってきました」
──それは失礼しました。さて、今回は2017年2月以来(前澤が3R1分24秒、リアネイキドチョークで一本勝ち)の再戦になります。
「はい。自分でも前回の試合は気持ち的に至らない部分があったので、それを全部チャンピオンに挑む気持ちで、前回チョークでやられているので、判定は何が起こるか分からないので、明確に皆さんに私が勝ったと分かる試合をするだけです」
──ベルトへの思いを。
「いろいろメタルのライブに行くので、今回のベルトを着けていきます。ボディチェックでなんか言われそうですが(笑)」