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インタビュー

【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈「“ある技”の練習をしています」引退までは「4~5試合くらいしたい。引退後は家庭に入ります」

2025/08/15 20:08

ある意味、いかに“省エネ”で戦うか


──ラストイヤーの第一弾ですし、相手も日本でも知名度のある選手です。もちろん、いい勝ち方でこのラストイヤーを始めたいですよね。

「もちろん! 当たれば倒れる自信はあるんですけど、それはパンチじゃないと思ってます。パンチで倒す可能性もありますけど、パンチだといつも熱くなって狙いすぎてしまうので。今回はある意味、いかに“省エネ”で戦うかがテーマなんです」

──省エネですか。

「ある意味、ですよ(笑)。攻撃的にいくのは変わらないです、今回はディフェンスをするつもりがないので」

──現時点では、このラストイヤーの1年間で何試合ぐらいしたいと思っていますか?

「4~5試合ぐらいしたいです」

──それは、まあまあコンスタントですよね。

「そうですね。やるからにはそれぐらいやりたいです」

──ただ今後、体調が上向く可能性もあるわけですよね。もしそうなっても、「1年」という期限は変わらない?

「そうなったら、UNLIMITEDマッチやりましょうか(笑)。まあでも、自分の中ではもう1年と決めています。名残惜しいと思われるぐらいでやめるのがいいのかなとも思いますし。とりあえず一度引退して、子供を産んで帰ってくるかもしれないですけど」


──出産するためにも、体調は戻さないといけないですよ。

「なるほど、確かにそうですね(笑)」

──まあ少なくとも今は、現役でいるのはあと1年と決めているということですよね。

「そう決めないと頑張れないんですよ(笑)。これが2年になったら、『しんどいから今日はやめよう』と思って練習に行かなくなっちゃうので。まあ今回、決意した時もスポンサーさんとも話して、もし万が一、1年経って『まだ頑張りたい』となったら、また応援するからとは言っていただいたんですけど、自分としては1年で引退のつもりなので。その後は家庭に入ります」

──ホントですか?(笑)

「こう言うと、みんな信じないんですよ(笑)」

──まあそれはいずれ分かるとして(笑)、では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?

「『戦い方が変わったな』と思ってもらえたらいいですね。いつものグチャグチャな戦い方にはならないようにしたいです。『やっぱり強いな』と思われて引退したいので、ここから1戦ずつ、それを見せていきたいと思っています」

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