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【GRACHAN】三上ヘンリー大智がイム・ドンファンを30秒 TKO「岡見さんを超えられるように」、 ハシモト・ブランドンが大場慎之助を1R TKO、藤村健悟が岸本篤史を108秒腕十字、武田勇輝が小松原翔太をパウンドTKO、三澤陽平が二之宮徳昭に判定勝ち、牧瀬武蔵が一本勝ち、尾崎蓮は反則負け

2025/08/10 17:08

▼第6試合 ライト級 5分2R・延長1R
×岸本篤史(BRAVE GYM)70.85kg→70.75kg
[1R 1分48秒 腕十字]

〇藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)70.50kg

 ライト級ではともに2連勝中の36歳ベテランの岸本篤史と、24歳の藤村健悟が対戦。岸本は3月大会で新鋭・草訳駿介のヒザ蹴りを受けながら、得意のボクシングにテイクダウンを織り交ぜて判定勝ち

 試合後、岸本は「勝ったり負けたりのなか応援ありがとうございます。一回タイトルマッチも経験させてもらっているんですけど、いま連勝できているのでまた僕もそこにからめるように頑張ります」と、王座戦線にからむとしていた。

 対する藤村は、3月大会でグラップラーの高橋正寿を相手に組みで競りながらもトップを奪取、延長戦ではバックも奪い判定勝ち。続く6月のPOUNDOUT02(U-NEXT配信)では、パワフルな八木敬志にもテイクダウンを決めてスクランブルでも上に。完封勝利している

 精緻な打撃を武器とする岸本にとって、鬼門といえるスタイルを持つ藤村は、ライト級王座戦線にからむためには越えなければいけない壁。藤村にとってもテイクダウンからスタンド勝負に持ち込む岸本の組みの進化のなかで、その先を見せて上回れるか。

 前日計量で岸本は「見てるお客さんが楽しいと思えるような試合を自分なりに頑張ります」とコメント。それを受けて藤村は、「そうですね……。まあ、僕は面白い試合ができないんで勝つだけです。応援よろしくお願いします」と語っていたが、果たして……。

 1R、開始早々に間合いを詰めた藤村が組んでバックテイク、崩して両手着かせてバックに。両足フックで右腕をすくってバックマウントから腕十字に移行。岸本が押し込んでヒジを抜く際でタップを奪った。

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