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【シュートボクシング】プロレスラー高橋幸光が海人に宣戦布告、風間大輝は「試合で黙らせる」。都木航佑「倒してこそチャンピオン」、チーム吉鷹の荒尾祐太「チャンスを掴み取りにいく」

2025/08/09 13:08
 2025年8月9日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.4』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が、8日(金)都内にて17:00より行われた。  第7試合の70.0kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する、SB日本スーパーウェルター級王者・都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)は69.7kg、荒尾祐太(チーム吉鷹)は69.55kgでそれぞれパス。  会見で都木は「倒してこそチャンピオンだとしっかりと自分の胸に刻んで、自由に自分らしく動きたいと思います」、荒尾は「やれることは全てやってきたので、全身全霊でリスペクトの気持ちを持って明日はチャンスを掴み取りにいきたいと思います」と、それぞれ意気込み。  第6試合の70.0kg契約オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する、SB日本スーパーウェルター級3位・風間大輝(橋本道場)は69.8kg、同級1位・高橋幸光(飯伏プロレス研究所)は69.6kgでそれぞれパスした。  会見で風間は「70kgの日本人選手は削られて残っているのは少数です。勝つのはもちろんですが、勝ち方にこだわっていきたいと思います」、到着が遅れて会見が始まってから参加した髙橋は「計量に遅れてすみませんでした。意気込みは何も考えてないです(苦笑)。インスタライブを見ながら来たのでみんなのコメントは確認済みです。70kg級戦線はみんなベルトを狙っている話になっていますが、僕は今のチャンピオンのことを特に知らないですし、今日ここにいる2人のことも知りません。自分の中では、以前に負けている海人くんとやるためだけにSBのリングに来ました。もちろん海人くんとは普通のSBルールではやりません。SBのオープンフィンガーグローブのヒジありでお願いします」と、それぞれ語った。 【写真】高橋は自分のTシャツをPR、シーザー会長にプレゼントした シーザー武志SB協会長は「風間はベストアート賞をもらって、ちょっと浮かれてるんじゃないか。なんか遊んでたらしいので。今回が本チャンだから頑張れよ。髙橋くんは、この前みたいに汚い言葉を話したら活を入れようかと。都木は王者になってもっと強い相手とやりたいと言っていたが、当てられた選手をきっちり文句が言えないくらい倒してこそ次の段階に進める。3Rフルにやって勝ちましたよ、は王者として魅力ないので頑張ってください。  荒尾選手は何回か見たけれど、けっこういい選手でこれから70kgで面白くなると思っています。都木は胸を貸すつもりで頑張らないと。荒尾選手は蹴りが素晴らしい。70kgを盛り上げて欲しい。70kgは体重が重い分KOしないとつまらない。プロだから、お客さんが見てるから行って欲しいね。逃げて勝つのはプロとして失格です」と、選手たちに檄を飛ばす。  さらに、髙橋が到着すると「おっさんとか必要ないから。俺も気が短いからね。今度はそういうの無しでいいから、ファイターとしてやってください」と、前回の髙橋のマイクパフォーマンスに苦言を呈し、髙橋も「今回は謙虚なプロレスラーとして行きます」と苦笑いしていた。 [nextpage] <会見での質疑応答> ――改めて、今日見た感想も含めて対戦相手の印象を。 風間「前回の試合しか見ていませんが、技術・キャリアがあり、選手としては凄い選手なのかなと思います。ただちょっとうるさいので試合で黙らせたいと思います」 髙橋「凄くいい選手だと思います。ただ口が悪いと感じる部分があるので、橋本会長にも文句を言おうと思います」 都木「あまりにも謙虚すぎて、僕がSBで初めて試合をさせてもらった時のことを思い出しました。荒尾選手も空手出身ということで蹴り技にすごく自信を持っていると思います。自分も蹴り技に自信を持っているので、全局面で打ちかって倒したいと思います」 荒尾「チャンピオンなので、投げてもパンチ、蹴りとバランスよく何でも出来るイメージがあります」 ――風間選手は前回ベストアート賞を獲得、今回もSBの理念である打・倒・極を全て見せる? 風間「そういう場面があれば見せたいのですが、別にいつも狙っているわけでもなく、そういう瞬間だったからそれをやっているという感じです。打撃だけで終わる時もあれば、そういう展開にもなったと思います」 ――髙橋選手は、今回はどういう自分を見せたい? 髙橋「僕はムエタイとプロレスの二刀流とうたっていますが、毎回OFGマッチでヒジなしの試合で、僕にヒジを使わせないようにしてますよね? メインイベントは途中からヒジありのOFGマッチに変更になったので、凄くいいなと。ここでちゃんと勝ったら、チャンピオンの都木くん、俺とヒジありのOFGマッチはどうですか? チャンピオンは受けて立つよね?(都木は「僕はグローブでチャンピオンになったので、OFGの別なベルトを作って獲ってもらえたらと思います」と回答)正当なコメントありがとうございます(苦笑)」 ――都木選手は対戦相手が意外な相手になったと思うが、自身はどう思った? 都木「最初に相手の名前を聞いた時に自分で思うことがあり反発っぽいことをしたのですが、しっかり自分の中に落とし込んで考えた時に少し子供だったなと。それでより、一つ一つ段階を踏んで試合をさせてもらっていると感じたので、シーザー会長を唸らせる試合をする気持ちで今回臨みます」 ――荒尾選手はいきなりチャンピオンと対戦することに関してどう思っている? 荒尾「周りからもよく言われるのですが、そこはあんまり考えてないです。決まった時も一瞬驚きはあったのですが、決まった以上はやるだけなので、特に何も思うことはなく、全身全霊でチャンスを掴みにいく一心で練習してきました」 ――吉鷹弘さんからはどんな激励の言葉をもらった? 荒尾「やることをやってきたんだから思いっきりやってこいと。全身全霊でやって、自分の可能性を信じなさいということでした」 ――都木選手は、相手がSBの70kgの歴史を作ってきた吉鷹さんの愛弟子ということで思うことは? 都木「勉強不足で吉鷹さんのことを知らずでして、RYOTARO選手もチーム吉鷹で練習していると聞いていました。RYOTARO選手をはじめとして吉鷹さんがその時から敵として戦略家としていたので、レジェンドという印象でしたが、やるのは自分と荒尾選手なので特に何も感じてないです」 ――都木選手が自由に自分らしく動きたいというのは、リングで感じたことを出すということ? 都木「空手時代もそうだったんですが、負けが込むまでは本能に委ねて戦っていて、負けてから戦略、知恵を入れつつ戦っていたのですが、負けない戦い方にシフトしたこともあったので。今回はこの試合の組まれた意味を理解して、そこを解き放つという意味でその言葉を使いました」 ――フィニッシュのイメージは出来ている? 都木「明日は真っ白な自由帳のような気持ちで挑んで、1つ1つの点はできているので試合の中でフィーリングで全部を結んでいって最後にKOフィニッシュしたいと思います」
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