▼バンタム級(65.8kg)キックボクシング 3分3R
与座優貴(team VASILEUS)
スーパーレック・スーパーレック・ギャットムー9(タイ)

与座は、2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2023年3月の朝久泰央との再戦で勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取した。2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。
7月にゴンナパー、9月に元ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダムをKO。2025年5月、『ONE Friday Fights 109』にてONE初参戦を果たし、エルブルース・オスマノフに圧勝すると、7月には元ONEキックボクシング世界バンタム級王者ペッタノンにも勝利。戦績は21勝(9KO)2敗。

スーパーレックは、ルンピニーのフライ&バンタム級王座、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座のほか数多くのタイトルを獲得。2012年にはタイのスポーツ省が認定するムエタイMVPにも選ばれている。ONEでは2023年1月にダニエル・プエルタスに勝利してONEフライ級キックボクシング世界王者となり、9月にはノンタイトルマッチでロッタンと対戦し、2Rにヒジ打ちでダウンを奪い判定3-0で勝利している。
2024年1月、ONE日本大会で武尊の挑戦を受け判定3-0で勝利、ONEフライ級キックボクシング王座2度目の防衛に成功すると、9月にはONEムエタイ世界バンタム級王者ジョナサン・ハガティーに右ヒジで初回KO勝ち。2階級制覇を達成して13連勝を飾っていたが、2025年3月のバンタム級ムエタイ王座統一戦で体重超過、王座をはく奪され試合でもナビル・アナンに敗れた。今回が再起戦となる。戦績は139勝30敗4分。

現在もONEフライ級キックボクシング世界王座に君臨しているスーパーレックだが、過去にフライ級での度重なる体重超過、アナンとのバンタム級契約でも体重超過していることから計量オーバーが気になるところ。
▼アトム級(52.2kg)キックボクシング 3分3R
スタンプ・フェアテックス(タイ)
KANA(Team Aftermath)

スタンプは5歳でムエタイを始め、18歳でフェアテックスジム所属となって柔術を始め、2018年7月のONEでMMAデビュー。2018年10月にONEデビュー戦でアトム級キックボクシング世界王者となり、2019年2月にはアトム級ムエタイ世界王座も獲得。MMAでは2021年12月、ONE女子アトム級グランプリで優勝。2023年9月にハム・ソヒをTKOで破り女子アトム級MMA世界王座に就き、史上初で唯一のキックボクシング・ムエタイ・MMAの3競技でONE世界王者に輝いた。
その後、半月板断裂の手術によりアトム級王座の防衛戦、2階級制覇を懸けたストロー級タイトルマッチが中止となり、2025年8月の暫定王者デニス・ザンボアンガ(11・16日本大会で三浦彩佳と対戦)との王座統一戦も回復が遅れて棄権。王座は返上となっていた。
試合は2023年9月のハム・ソヒ戦以来、立ち技では2023年1月のスーパーガールとのキックボクシング戦以来となる。キックボクシング&ムエタイ戦績64勝17敗5分、MMA戦績11勝2敗。

KANAは小学生で空手を始め、高校・大学時代には陸上でも活躍。2015年9月にプロデビュー。第2代・第4代Krush女子フライ級王座に就き、2019年12月には初代女子K-1フライ級王座に君臨。2023年12月、4度目の防衛戦でアントニア・プリフティに判定で敗れ王座を失った。2024年12月の『ONE Friday Fights 92』でONE初参戦。かねてより対戦を熱望していたアニッサ・メクセンとの試合を実現させたが、判定3-0で敗れ黒星スタート。
2024年1月の2戦目でモア・カールソンを判定で破り初白星。2025年3月の日本大会でONE女子アトム級キックボクシング世界王者ペッディージャーに挑戦するも、判定で敗れた。今回が再起戦。戦績は22勝(11KO)6敗。


