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【UFC】元SEI☆ZA“ベイビーシャーク”タバサ・リッチーがアマンダ・ヒバスを左ヒジTKO!「サメのように鋭い打撃ができた」

2025/07/27 02:07
【UFC】元SEI☆ZA“ベイビーシャーク”タバサ・リッチーがアマンダ・ヒバスを左ヒジTKO!「サメのように鋭い打撃ができた」

(C)Zuffa LLC/UFC

 2025年7月26日(日本時間27日)、アラブ首長国連邦アブダビ・エティハド・アリーナにて『UFC Fight Night: Whittaker vs. de Ridder』(U-NEXT配信)が開催された。

▼女子ストロー級 5分3R
〇タバサ・リッチー(ブラジル)12勝3敗(UFC7勝3敗)
[2R 2分59秒 TKO] ※左ヒジ→パウンド
×アマンダ・ヒバス(ブラジル)13勝7敗(UFC7勝6敗)

 女子ストロー級7位のヒバスと、10位のリッチーによる、柔道ベースのブラジル人ランカー対決。

 2階級で戦うヒバスは、フライ級で2勝3敗。ストロー級で5勝2敗。1月の前戦では、柔術世界王者マッケンジー・ダーンとの再戦で3R 腕十字で一本負け

 元SEI☆ZAのリッチーは、24年に2連勝から24年11月の中国大会で2位のヤン・シャオナンと対戦も判定負け

 1R、向かい合うと一回り大きなヒバス。ともにオーソドックス構え。後ろ廻し蹴りのヒバス。かわしたリッチーは右で差して押し込み。しかしヒバスは首投げテイクダウン! 右で差して立ち上がるリッチーは崩しに行くが、残すヒバスは左小手。押し込むリッチーは左で細かいパンチ。シングルレッグも狙うが金網際で足を平行に広げて凌ぐヒバス。ブレーク。

 サウスポー構えのヒバスにリッチーは右を突いて押し込み。シングルレッグも左小手で差し上げテイクダウンを防ぐヒバス。左小手、右で差し上げ崩してテイクダウンしてスタンドで待つ。リーチ差を活かしてワンツー、スーパーマンパンチを突くヒバス。

 2R、中央を取り、先に圧力のリッチーは右ミドル。ヒバスはワンツーで前に。リッチーの入りには前蹴りも。

 左で差して押し込み右でダブルレッグ、シングルレッグに移行のリッチーだが、すぐに差し上げるヒバスは左小手。そこに細かい左のパンチはリッチー。近い距離で左ヒジも打ち込む!

 左目にもらったヒバス。シングルレッグで崩したリッチーは左のパウンド連打! ヒバスが動けず、レフェリーが間に入った。

 試合後、セコンドとともにヒジを突き出すポーズを見せた“ベイビーシャーク”リッチーは、「サメのように鋭い打撃ができたと思う。完璧だった。ヒバスはあまりクリンチからの打撃を警戒していなかったようだから、チャンスだと思って攻めた。また帰ってくるわ」と語った。

 試合後、セコンドとともにヒジを突き出すポーズを見せた“ベイビーシャーク”リッチーは、「サメのように鋭い打撃ができたと思う。完璧だった。ヒバスはあまりクリンチからの打撃を警戒していなかったようだから、チャンスだと思って攻めた。また帰ってくるわ」と語った。

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