190cmの長身を誇るシルバがKrush王座獲りへ(C)K-1
2025年7月26日(土)東京・後楽園ホール『Krush.178』のメインイベントにて、Krushミドル級タイトルマッチ3分3R延長1Rで王者ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)に挑戦するデング・シルバ(ブラジル/Squadron Thai Brasil)のインタビューが主催者を通じて届いた。
シルバはブラジルMMA団体『SFT』のSFT COMBAT-70kg王者。キックとMMAの二刀流ファイターでもある。身長190cmとこの階級では高くリーチがあり、蹴りとパンチのバランスに長けている。2024年3月の「-70㎏世界最強決定トーナメント」開幕戦に初来日し、璃久に初回TKO勝ち。7月の準々決勝ではダリル・フェルドンクに判定勝ち、準決勝でストーヤン・コプリヴレンスキーに判定で敗れ3位となった。10月はジョーダン・ピケオーに延長戦で判定負けも2025年2月には小田尋久に判定勝ち。戦績は46勝(25KO)6敗。
彼は危険な相手ではないと思う

──シルバ選手はこれまで日本ではK-1の大会で5試合を戦って、3勝2敗ですね。ここまでの日本での試合を振り返ると?
「日本で試合ができるのは素晴らしいことです。すべてのアスリートが目指す場所にたどり着いたと感じています」
──今回はKrushミドル級のタイトルマッチとなりました。Krushのことは認識していましたか?
「K-1を通してKrushと出会い、ベルトをかけて戦えることは私にとって大きな喜びです」
──普段は70kg以下で試合をされていますが、今回は75kg以下、ミドル級での試合ですね。
「今回の試合では、より良いパフォーマンスを発揮できると思います。減量も少なく、体調もよくなりますから。それに、これまでも75kgや77kgといった重い階級での試合経験があるので、問題ありません」
──チャンピオンのブハリ亜輝留選手の印象は?
「彼は危険な相手ではないと思います。この試合では私の方がずっと優れていると思います」
──どういう試合にしたいですか?
「いつも通り、冷静沈着で、知的で、テクニカルな戦い方をします。ノックアウトを狙うつもりです。皆さんもそれを望んでいるでしょう」

──Krushのタイトル獲得は、あなたにとってどんな意味がありますか?
「KrushでもK-1でも、日本のイベントでチャンピオンになりたいです。チャンピオンになって、自分の才能を披露したいです」
──会場となる後楽園ホールは「格闘技の聖地」と呼ばれています。この「聖地」で戦うのはどんな気分ですか?
「神聖な場所で戦うのは、私にとって神聖な喜びです」
──今回の勝利の先にある目標は?
「世界最大のキックボクシングイベント、K-1でスーパー・ウェルター級とミドル級のチャンピオンになりたいです」
──ブハリ選手へのメッセージをお願いします。
「この試合に向けて、彼が一生懸命トレーニングしていることを願っています。ハンターがやって来て、彼を見つけるまで追い詰めるでしょう」
──では最後に、改めて今回の試合に向けての“決意”をいただけますか?
「私を応援してくれる日本のファンの皆さんに、心からの感謝を送りたいです。大きなハグを送ります」





