ムエタイ
レポート

【スックワンキントーン】大激闘の5R!ガオパヤックの猛攻に須藤誇太朗が気迫の反撃で場内熱狂の渦に、カミシロが津橋雅祥からダウン奪う勝利、宗方888と庄司啓馬はドロー、秋田巴琉がパデスに判定勝ち、匠がブーンに判定勝ち

2025/07/21 18:07

▼第7試合 62.5kg契約 3分3R
×津橋雅祥(STELLA)
判定0-3 ※27-30×2、26-30
〇カミシロ(PHOENIX)


 津橋は2011年9月にプロデビューし、4戦目には立嶋篤史と対戦して初黒星。2015年7月、首相撲で対戦相手を転倒させまくり、最後は脳震盪に追い込んでTKO勝ち、蹴拳ムエタイ初代スーパーフェザー級王座に就いた。その後はタイ人や韓国人選手とも対戦。2023年11月、スックワンキントーンでKO勝ちして3連敗から脱出すると2024年2月の『ONE Friday Fights 52』に出場。ラウェイの鉄人ソー・リン・ウー(ミャンマー)に善戦も3RにTKOで敗れた。


 カミシロは2017・2018年北斗旗全日本空道体力別選手権大会-240クラス優勝の実績を持つ。ムエタイでは2023年11月の『BOM』でWMC日本ライト級王者決定戦を行い、小清水涼太に判定勝ちで王座に就いた。


 1R、津橋はカミシロのスイングの大きな左フックを被弾。左ローも。前に出ていく津橋が蹴るとカミシロも必ず蹴り返してくる。津橋は手数が少なく、カミシロはローとハイを蹴る。


 2R、ローの蹴り合いになるが、津橋はインカーフをカットされて足を戻したところでバランスを崩す。カミシロの右カーフで津橋が大きなリアクション。このチャンスを逃さずカミシロが右ローで畳みかけてダウンを奪う。立ち上がった津橋は首相撲で凌ごうとするが、カミシロが右ストレート、左フックを浴びせる。


 3R、津橋は前に出てパンチとヒジで逆転を狙うが、カミシロは下がりながら左右ローを蹴る。組むと逆にヒジも打つ。前に出るが手が出ない津橋にカミシロが先に攻撃を浴びせた。


 判定はダウンを奪ったカミシロの勝利となった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント