キックボクシング
レポート

【MA日本キック】降旗健嗣が接戦を制してスーパーウェルター級王座奪取、そして引退発表。HAYATOは新ライト級王者に

2025/07/07 18:07

▼セミファイナル(第11試合)MA日本ライト級王座決定戦 3分3R延長1R ※ヒジあり
×耀織(Y's glow)
判定0-3 ※28-30×3
〇HAYATO(CRAZY WOLF)
※HAYATOが新王座に就く。


 耀織は空手仕込みの多彩な蹴り技と勝気なファイトスタイルを武器に、これまでに与座優貴、鈴木千裕といったトップクラスとの対戦経験あり。2020年12月には丹羽圭介を蹴り技で圧倒。3R終了直前にキックでは珍しい内回し蹴りを炸裂させKO勝ちしている。MA日本ライト級王座には2021年1月に挑戦しているが、昇也に判定負けを喫し戴冠ならず。4年ぶりに再挑戦で奪取なるか。


 対するHAYATOは“天才空手家”横山剛・伸吾の横山兄弟の愛弟子で、KrushやRISEなど様々なリングで活躍。空手仕込みの足技を得意とする。


 1R、トリッキーな動きから変則的な足技を繰り出す耀織はバックブロー。HAYATOは組んでからのヒジ・ヒザを当てて削っていく。2Rも耀織の距離を潰すHAYATOが組んでからのヒザ蹴りでペースを握ったまま。


 3R、スタミナ切れか、失速気味の耀織。両者はもつれる展開が多くなるも、HAYATOが組んでからの攻撃を当てて判定勝利を収めた。

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