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インタビュー

【RIZIN】フェザー級にまた1人、強豪が復帰! イルホム・ノジモフ「萩原は日本のサムライのような選手。どちらの刀が強いかを試してみたい」×新居すぐる「“本当にノジモフが怖いんじゃないか”と自分に話しかけてしまった」

2025/06/17 10:06

新居すぐる「最初からビビっちゃってた」

──試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

「ノジモフ、すごい強くて、今回は本当に自分が一番わかってるんですけど、ちょっと気持ちの面で最初からビビっちゃってたというのはありますね」

──フィニッシュの前蹴りをもらった瞬間は覚えていますか。

「さっき、なんかで見ました」

──ご自身では、覚えてはいない?

「そうですね、気づいたら……あんまり、覚えてないかもしれない。試合中は覚えているのですけど、終わった後はあまり覚えてないかもしれないです」

──ノジモフ選手と実際に戦った印象として、試合前のイメージと違ったところがありましたか。

「やっぱり組みに入ったりもそうですけど、ジャブとか蹴りもらってもそうですけど。強かったんですけど、やっぱりもらって強かったとか、そういうのではなくて、最初から気持ちの面でちょっと折れてた面があったのかなって自分であってノジモフはもちろん強かったんですけど、今回は本当に自分にも負けてしまって」

──原因が?

「……、うーん……」

──話したくないことであれば結構ですので。

「いや、したくないんじゃなくてちょっと頭が回らない。ビビってた、これはどうやってやったらビビんなくなるのかなあとは、自分でもずっと考えていました」

──試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

「去年から3連敗してしまって。僕のキャラクターって、本当に勝たなければ意味がないし、ただのインフルエンサーみたいな感じになっているので、僕は去年から3連敗してしまって、今はその状況でいるので、ただやっぱり格闘技好きだし、負けたばっかで“また頑張りたい”とかはちょっと情けないんですけど、また頑張って、外国人選手だけじゃなくて、日本のフェザー級のトップの人たち、スター選手と戦えるくらい強くなりたいというのはあります」

──最後に顎にもらった蹴りの一撃は覚えていますか。

「いや、覚えていないですね」

──受けた衝撃はどんな感じでしたか。

「いや衝撃っていうか、気づいたら終わってて……“あ、たぶん負けたんだな”っていう、なんかそこらへんが時間経っても、うやむやというかんじですね」

──映像で倒れ方を見たということですね。

「はい、負けたのはわかってたのですぐ戻ってどういうやられ方をしたのか聞いてから、ネットに上がっている動画ハイライトを見ました」

──ビビってしまっていたと。ノジモフと戦うなかで、仕掛けてパンチをヒットさせた、前に出たシーンがありました。それでも気後れしていたのでしょうか?

「そうですね、やっぱり練習ではいろんな入り方とかも練習したんですけどやっぱりビビってしまうと同じ入り方になってしまって。あれはあれで武器としては使いたいんですけど、もっと自分に自信持てたら、違う入り方じゃないですけど、組みつけるシーンだったり、相手に圧をかけるシーンが作れたんじゃないかと思います」

──体格差がかなり、身長もリーチもあったと思いますが、そこを向かい合って感じたのですか。

「そうですね。かなりデカかったというのはあるのですけど、僕が最初“ノジモフ怖い”という発言をして、いろいろ見ていく中で『選手がそういう発言をするのは嬉しくない』という声も聞きながら、僕はやっぱりいろんな人に興味を持ってもらうつもりで、いろいろ言ったつもりで、本当はそんなことはなかったんですけど、自分が盛り上げようとするなかで“本当は怖いんじゃないか”とどっかで自分に話しかけちゃったりして、自分で盛り上げようとしたのはいいけど、それにやられてしまった気持ちがあります]

──言霊のようなものでしょうか。

「そのあとはそういう言葉を使わないようにしていたけど、盛り上げようとするなかでSNSで色々見て、いろんな人の言葉を見て、気づかないうちに感じてしまった部分ではあります」

──地元ということで新居選手が発信して盛り上げていました。北海道大会への思いは?

「RIZINはチケットすごい高いので、それや、PPV買ってくれたり、知らない人も応援してくれるってことは、その人の人生の今日を僕にくれたと思っていて。色々言われて、僕がこれだけSNSで呟いていて、負ける姿を見たい人もいるかもしれないですけど、そういう人も含めて巻き込んで格闘技をもっと知ってもらえたらと思ったんですけど、でも結局それって、負けると意味ないので。本当は僕が勝って、北海道僕は大好きなので、もっと盛り上げたかったなというのはありますね」

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