▼第4試合 ONEライト級 MMA 5分3R
×ジャン・リーポン(中国)
[判定0-3]
〇ルーカス・ガブリエウ(ブラジル)
中国のジャン・リーポンは、MMA35勝13敗2分け。元UFCでONE4勝2敗。2023年10月にティモフィ・ナシューヒンを1R TKOに下すと、2024年5月にモーリス・アベビに判定負け。2025年2月の前戦では手塚裕之に1R TKO勝ちしている。35歳。
ブラジルのルーカス・ガブリエウは、MMA9勝1敗。『ONE Friday Fights』3連勝中で、『ONE Fight Night』初参戦。地元で4連勝後、2023年5月にウズベキスタンのイブラヒム・シャイマノフに判定勝ち後、同年11月にクルバナリ・イサベコフにも判定勝ち。2024年10月の前戦『ONE Friday Fights 82』では、ザキムラッド・アミルジャノフを3R 肩固めに極め、4つ目の一本勝ちをマークしている。
ガブリエウのセコンドにはマルロン・サンドロがつく。
1R、先に中央を取るオーソのリーポン。外を取るリーポンに、左回りのサウスポー構えのガブリエウは左ボディストレートから組みの圧力で左ハイをヒット。さらにダブルレッグテイクダウン。尻を着きながらもスイッチ狙うリーポンの返しに、際で上を取り続けたガブリエウ。
背中を着いたリーポンは左足でラバーガード。抜けるガブリエウはクローズドの中に。リーポンは足を解いての立ちではなく、下からボディトライアングルで引き付けてヒジ。ガブリエウが鼻から出血。
2R、リーポンの右をかわして左オーバーハンドからシングルレッグでロープに詰めてダブルレッグテイクダウンのガブリエウ。尻を着いてコーナーまで這うリーポンはスイッチ狙いから立ちに。その際でバックを奪ったガブリエウは4の字ロック。背後から細かいパウンド。リアネイキドチョークを狙う。
3R、圧力をかけるリーポンに、先にに右ジャブ、左ミドルはガブリエウ。右を狙うリーポンにカウンターのシングルレッグテイクダウンはガブリエウ。背中を着くリーポンはここも立ち上がりよりクローズドで下からヒジ。再び出血するガブリエウに、リーポンの胴体に落ちた血が拭き取られる。
ゴングに両者が手を挙げるが……判定は打撃をもらわずテイクダウンからトップで攻めたガブリエウが3-0で勝利。リング上に彼女と子供を上げてプロポーズ。快諾を得て笑顔でハグも、血だらけのため、遠慮がちに抱き寄せた。
















