▼第1試合 ONEフライ級 ムエタイ 3分3R
○ジョーダン・エストゥピニャン(コロンビア)
[判定3-0]
×アリ・サルドエフ(ロシア)
※サルドエフは体重超過のため罰金。

エストゥピニャンは2025年1月の『ONE 170』に初参戦し、フレディー・ハガティーから右ストレート、右フックで2度のダウンを奪って勝利した。優れた身体能力からトリッキーに繰り出す攻撃が持ち味。
サルドエフは2024年3月にONE初参戦、ザカリア・ジャマリを2RでKOしたが、7月のブラック・パンサー戦ではハイキックでKO負け。MMAとの二刀流選手。

1R、サウスポーのサルドエフは左インロー、エストゥピニャンは右インローを蹴る。右を細かく動かしてフェイントをするサルドエフ、エストゥピニャンは右ハイと左ミドルの蹴りを多用。サルドエフの左ストレートにのけ反るエストゥピニャンだが、首相撲になるとサルドエフを軽々とコカす。サルドエフが左ボディストレートからの左ストレート、エストゥピニャンが右ミドルを蹴るとすぐに左ストレートを返すサルドエフ。

2R、右ミドルを多用するエストゥピニャンにサルドエフは縦ヒジ、左ボディストレート。前へ出て左ハイを蹴るとエストゥピニャンも左フックを返す。サルドエフの左ストレートにエストゥピニャンはワンツー。2回転蹴りも見せるエストゥピニャン。一進一退の攻防が続く。

3R、サルドエフがフェイントから左を打つところにエストゥピニャンがワンツーを合わせてサルドエフをのけ反らせる。サルドエフの左ボディストレートには右ハイを合わせようとするサルドエフ。背中を見せて走って離れようとしたエストゥピニャンの後頭部にサルドエフのパンチが当たったてしまい一時中断。再開後、派手な蹴りを連発し、右ハイをヒットさせるエストゥピニャン。右ストレートも当てる。サルドエフは右ヒジ、右カーフ、左ストレートで対抗するが、躍動感のある動きのエストゥピニャンが優勢のまま試合終了。





