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【K-1】マハムード・サッタリがK-1とMMAの二刀流宣言「同時進行でやっていきたい」エンセン井上から“大和魂”も学ぶ

2025/04/28 22:04
 2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の追加対戦カード発表記者会見が、4月28日(月)都内にて行われた。  新たな出場予定選手として、第2代Krushクルーザー級王者マハムード・サッタリ(イラン/TEAM 大和魂)が発表された。  会見に出席したサッタリは「皆さんお久しぶりです。また、ここに戻って来れて嬉しいです。これまでチームの仲間と話し合い、K-1でやり残したことがあるので、それをやるために戻ってくることが決まりました。まだ相手は決まっていないんですけど、誰と戦ってもやるべきこと、自分がさらに強くなっていることをまた違う形で皆さんに見せたいです」と挨拶。  そのやり残したこととは何かと問われると「もちろんK-1タイトルもそうですが、戦いたい相手がいるし、それを全員倒さないと自分は去れない」とし、それは「クルーザー級の全ての選手です」という。  2025年4月11日付でKrushクルーザー級王座を返上したとの発表があったが、その理由は「Krushのベルトを持っていてもこのベルトでやりたいと思うことがなかった。自分は挑戦者という環境に身を置きたい。あとK-1のリングにフォーカスしていきたい気持ちがありました」とのこと。宮田Pからは「実行委員会から相談しました。K-1のベルトを追っている中で後楽園ホールに出てもらうよりも、他の日本人にチャンスを与えたいと持ちかけたところで、じゃあ返上してK-1に向かうよ、ということになりました」と、Krush実行委員会から返上の相談をしたと明かした。  今回より所属がエンセン井上率いるTEAM 大和魂となったことについては「エンセンさんは日本でジムやトレーナーを探していた時に力になってもらって、知っている関係でした。日本で有名で強い選手だったので、付いて行くに値する人だと思いました。エンセンさんは元々選手でとても強い選手。アグレッシブでメンタルの面も尊敬しています。学べるとしたら人間性、気持ちの強さ、テクニックです。全て見についています」との理由。 “大和魂”は芽生えているかとの質問には「大和魂、サムライ魂は自分の中で根付いている。ラストサムライのような、そういう存在になりたい。人として認められる存在になりたい」とした。  エンセン指導の下、MMAもやるのかと聞かれると「それはまだ分かりません。それはチームと団体の話です。私は相手は誰かを気にしません。チームが決めたら行きます」と、チームの判断に委ねるとする。「キックボクシング、ボクシング、MMA。今は全て練習していてどんな状況でもどちらも出来る。ボクシングでもMMAでも全て対応できるように常に準備しています」という。 「両方やっていくつもりだし、立ち技とMMAは違う競技なので両方興味があって同時進行でやっていきたい。残された時間は少ないので、チャンスを与えられればどちらもやりたいし、オファーがあれば毎月やってみたい」と二刀流で行きたいとし、「自分のゴールはベストになるためにベストを尽くす。それが自分の中で出来ること。UFCに出るために頑張るのも一つの想い。出来ることをベストを尽くしてやっていくことが自分の中のゴールです」と話す。  同大会で行われるK-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチの王者リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ)vs.挑戦者ティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)の予想を聞かれると、「どっちでもいい。2人とも試合がしたい。勝敗は気にしません。2人ともやりたいので。勝った方とやって負けた方ともやる」と、両方と戦いたいと意気込む。  最後に、サッタリは「こうしてK-1に戻って来れて嬉しいです。みなさんの前で、ずっと試合をしたかったです。いいパフォーマンスを見せられるようにしたいと思っています。みなさんも夢を追いかけるのは忘れないようにしてほしいです。自分もそうした姿を見せたいです」と語った。
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