田丸と那須川の対戦は実現するか
2025年3月29日に東京・両国国技館で開催された『RISE ELDORADO 2025』にて、不利の予想を覆してクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ)を2R2分38秒、KOしたRISEフライ級王者・那須川龍心(TEAM TEPPEN)。

試合後のマイクでは「俺が唯一やりたいと思っている選手がいるんですよ。54kgで優勝した田丸(辰)選手、僕は昔から小さい頃から一緒に練習していていつか超えたいと思っていて。俺がプロになった頃は天と地の差でいつかやりたいと言っていて。クマンドーイ選手を倒したことによって、やる価値があるんじゃないですか」と、田丸辰(TRY HARD GYM)との対戦をアピールした。
田丸はその3日前の26日に、5月4日(日)東京ドームで開催される『RIZIN男祭り』にてMMAデビュー戦で平本丈(剛毅會)と対戦することが発表されたばかり。このままMMAに専念するのか、キックボクシングとの二刀流で行くのかは明らかにされていなかったが、田丸は16日に自身のSNSを更新。

「那須川龍心とやらないの? って最近よく聞かれるんだけど俺はやる気満々だよ。東京ドームで速攻”BLACK平本丈"ぶっ飛ばしてリングで龍心の名前出すわ。キックでもMMAでもどっちでもいけるから選んでいいよ。どうすんの? やる!?」と、那須川の挑戦にアンサーした。
那須川は2023年大晦日のRIZINでMMAに挑戦したことがあり、シン・ジョンミンにTKO勝ちしている。田丸はどっちのルールでもいい、任せるとしており、現在はキックボクシングに専念している那須川とはキックルールがベストとなるだろう。
宣言通り、田丸はキックボクシングなら2階級も上の平本をMMAデビュー戦で破り、那須川龍心戦をぶち上げることが出来るか。



