2025年3月26日(水)13時より『RIZIN男祭り』(5月4日・東京ドーム)の「追加対戦カード発表記者会見」が行われた。
RIZINフライ級(57kg)5分3Rで、平本丈(剛毅會)vs.田丸辰(TRY HARD GYM/FIGHTER’S FLOW)が決定。
【写真】堂々と会見に出席した平本の代理人 平本蓮の実弟・丈は、伝統派空手&キックボクシングを経て、アマチュアMMA戦の『格闘DREAMERS』で名津井颯に一本勝ち後、鈴木崇矢に2R TKO負け。2023年3月『GLADIATOR 021』で飴山聖也に1R KO負けも、剛毅會所属として、2023年大みそか『RIZIN.45』でプロデビュー。左ハイキックでYUSHIからダウンを奪うなど判定勝ちを収めた。2024年11月のDEEP出場では木村琉音に1Rに腕十字で一本負け。
田丸はジュニアキックボクシング出身で、卓越したボクシング技術とディフェンス能力でプロデビュー後は10戦全勝(2KO)と無敗の快進撃で2018年11月に初代RISEスーパーフライ級王者となった。一時はスランプに陥ったが、2022年に階級を下げて臨んだ「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」で優勝し、二階級制覇を達成。
「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では決勝でクマンドーイを破り優勝した。前戦は2024年3月に志朗が保持するRISE世界バンタム級王座に挑戦したが、偶発的なバッティングにより無効試合に。6月にはジョン・ヒョヌをわずか35秒でKOした。9月の志朗との再戦では判定負け。戦績は18勝(4KO)4敗2無効試合。今回がMMAデビュー戦となる。
田丸は「MMAデビュー戦で今回東京ドームという素晴らしい舞台を用意してくださったRIZIN関係者の皆さん、そして僕が今ここに立てているのはRISEのキャリアがあってのことなのでRISEの関係者の皆さんに感謝しています。
RISEで年間MVPとって次のモチベーションを考えた時に新しい事にチャレンジしたいと思っていて。今回いいタイミングでMMAの話が来て。東京ドームで試合が出来るってことでとてもワクワクしています。僕の打撃はRIZINに出ている選手の中でも技術だけなら誰にも負けていないと思っているので、今回しっかり打撃でKOしたいと思っているので楽しみにしていてください」とMMA転向の挨拶。
続いて平本となったが、似ても似つかない謎の黒人がそこに座り、「平本丈ですね。皆様初めまして。RIZINの5月、絶対に負けないから。これで以上です」と照れ臭そうにコメントした。