2025年4月12日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.2』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が、11日(金)都内にて17:00より行われた。
第10試合の65.0kg契約オープンフィンガーグローブマッチ3分3R延長無制限R(ヒジあり)で対戦する、笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)は65.0kgジャスト、ジャック・ラーチャーノン(タイ)は64.25kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見で笠原は「僕のリベンジ戦を気持ちよく受けてくださってありがとうございます。ジャック選手は12月に戦った時と同じ強い目をしてました。勝ちに来てるという目をしてましたが、僕は昨年12月以上の仕上がりとすごい感覚が戻ってきていて、12月とは全く違う姿をお見せできると思います」と、前回の初対決とは全く違う自分を作ってきたとする。
対するジャックは「今回の戦いは前回以上の戦いをしなければいけないと考えています。なぜかというと、対戦相手の笠原選手は前回の反省をもって、練習を重ねてきていると思うので、私も前回以上の試合をしないと勝てないと思っています。前回よりも体の仕上がりが良かったので、明日は全力で戦います」と笠原の変化を感じ取っており、気を引き締めて臨むとした。
ジャックが「前回は3Rしっかり自分の戦いをして全部出すということを意識してやっていました。今回の試合も、勝ちを意識せずに3Rしっかりと戦いをすることに集中したいと思います」と、欲をかかずに3Rしっかり戦いに集中すると言えば、笠原は「僕もフルラウンド戦うことも想定してますし、この間は早期決着しようと思ってちょっと焦った部分がありました。その分、力が入って思い通りの動きができなかったので、どこかで倒すチャンスあったらそこを見逃さずに行きます」と、今回は倒し焦らず戦うとする。
以前の記者会見での笠原の「ヒジで斬ってミンチにする」との発言をどう思うかと聞かれると、ジャックは「ヒジに関してはムエタイの基本なので、私もしっかり身に付けていますし、しっかりと対抗してヒジでもやり合いたいと思います」とヒジでの打ち合いは臨むところ。
笠原が「この試合はSBなので、SBのルールを全面に活かしてして戦います」と宣言すれば、SBルールに関しての対策については「私はムエタイの技術を使って戦うのがメインになると思います。SBには、ムエタイにはないルールがあるということもあらかじめ知っていますので、その辺はリング上で対応していきたいと思っています」と、SBルールを把握したうえでムエタイの技術で対抗したいとした。