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レポート

【PFL】渡辺華奈がビショップに打撃戦挑むも判定負け、女子フライ級1回戦敗退。シャカロワが優勝候補ヴェラスケスに初回一本勝ちでビショップと対戦へ。カモーシェが85秒TKO勝ちで無敗ダナと対戦に。バンタム級は元UFCハードリーがマットスにオタツイスター極める、朝倉海のスパーリングパートナーのグティエレスがヌッツィに一本勝ち

2025/04/12 10:04

▼女子フライ級 5分3R
〇エローラ・ダナ(ブラジル)8勝0敗 ※PFL/Bellator初参戦 124.6 lbs
[1R 4分48秒 ネッククランク]

×ダイアナ・アヴサラゴワ(6勝2敗)※PFL初参戦 125.4 lbs



 デイナはMMA7戦全勝。ブラジルMega Fight Championsでのトーナメント優勝から、Jungle Fight女子フライ級王者に。7勝中1KO・TKO、5つのサブミッション勝利を誇る。2024年5月の前戦で2度目の防衛を果たして、今回のPFLデビューとなる。オッズではアンダードッグの26歳。

 オッズではフェイバリットのロシアのアヴサラゴワは、レスリングがバックボーンでMMA6勝1敗の26歳。モデルも務める美貌で当初は育成マッチアップでBellator4勝1敗と勝利を重ねたが、23年8月の前戦では、ジャスティン・キッシュに判定負けで初黒星を喫した。1年8カ月ぶりの試合。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるダナがインロー。アヴサラゴワも軽くインロー。ダナは二段跳び蹴り、右ローで前に出るとシングルレッグも、切るアヴサラゴワにその際で右を狙う。

 左ジャブを伸ばすアヴサラゴワ。前に出てジャブを返すダナは右ミドル。アヴサラゴワは左を合わせに行く。右回りでジャブ&ローのアヴサラゴワ。ダナは左足を外に置いて右回りを止めると、右ミドルから左、右アッパーも、そこに右のカウンターを突いたアヴサラゴワがダウンを奪う!

 すぐに立ち上がるダナは、インローを蹴り出入りのアヴサラゴワに右ストレートを突いて胴に組みに。ここも切るアヴサラゴワに、右ストレートを突いて詰めると、アヴサラゴワの打ち返しに左を差してボディロック。

 アヴサラゴワを崩しつつ脇を潜ってバックにつき、アヴサラゴワの立ち際に背中に乗って左足をかける。着地してボディロックから後方に投げてテイクダウン! ハーフから右で脇差し、ボディにヒジ打ち。左手でアヴサラゴワの頭を抱えてハーフからギロチンチョーク。首を捻ってネッククランクでタップを奪った。これでダナはMMA8戦全勝でトーナメント準決勝進出。

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