中国のプロキックボクシング大会『SPACE ONE 宇宙榮耀』が日本に初上陸することを公式発表した。2025年5月11日(日)東京・アリーナ立川立飛で開催する。
公式発表によれば、日本のプロムエタイ大会『BOM』とタッグを組んでの国際プロ格闘技イベントとなり、中国と日本の激闘が繰り広げられるという。「このイベントは、SPACE ONEの創設者である李耀倫氏が発起人となり、RWS JAPANの佐々木洋平社長との共催で行われる。東京のスタジアムで開催される日中トップマッチには、中国と日本の人気セレブリティファイターが招待される」(公式リリースより)。
第一弾対戦カードとして、2024年5月7日の香港で開催された『SPACE ONE』にて、SPACE ONE初代ライト級世界王者となった城戸康裕(TEAM ONE)の初防衛戦が決まった(※城戸が保持しているのは-75kg王座のため王座決定戦の可能性あり)。同級1位の中国の新鋭キックボクサー・王凱峰(ワン・カイフォン)の挑戦を受ける。
城戸と王凱峰の対戦は2度目。城戸にとって、この一戦は初防衛戦であると同時にリベンジマッチでもある。昨年11月、中国・広東省佛山市で開催された『SPACE ONE 4・佛山大会』のメインイベントで、城戸は王凱峰と対戦。王凱峰は城戸のお株を奪うような、右ハイキックを空振りしてそのまま回転しての右バックハンドブローで城戸をKO。この試合はインターネット上で大きな話題を呼び、城戸はその場で再戦を申し込んでいた。
リリースからすると、日本vs.中国の対抗戦が大会の軸となる模様。また、『BOM』とタッグを組むということから、BOMの主力選手である吉成名高、奥脇竜哉、品川朝陽、吉成士門らが出場する可能性もあるかもしれない。
すでに、昨年のラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座奪取で一気に注目を集めた“シン・神童”松田龍聖(大原道場)は、自身のSNSにて出場が決まったことを告知している。
果たして、どのようなカードが実現するのか。