『UFC Fight Night: Emmett vs. Murphy』速報
▼フェザー級 5分5R
〇レローン・マーフィー(英国)16勝0敗(UFC8勝0敗1分)※UFC8連勝 145.5lbs/66.00kg
[判定3-0] ※48-47×2, 49-46
×ジョシュ・エメット(米国)19勝5敗(UFC10勝5敗)146lbs/66.22kg
エメットは、2023年2月にヤイール・ロドリゲスとの暫定王座決定戦で三角絞めで一本負け。6月には後の王者イリア・トプリアにダウンを奪われての判定負け。2023年12月の前戦でブライス・ミッチェルを1R KOで連敗をストップした。対するマーフィーはUFC7勝0敗1分。ボクシングをベースにエジソン・バルボーザ、ダン・イゲに判定勝ちしている。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るエメットに左右にサークリングするマーフィー。詰めるエメットは右ボディストレート。マーフィーは左を返す。エメットは左右ボディ打ちから顔面を狙う。マーフィーは左ハイもガードするのエメット。額から出血のエメットの入りに縦ヒジを狙うマーフィーはエメットの詰めに回って右カーフも。
サウスポー構えにスイッチしたマーフィー。左の蹴りをかわしたエメットは右カーフ。マーフィーも右カーフを返すと、詰めるマーフィーは左右フック。マーフィーの右ミドルを掴んで押し込みテイクダウン。マーフィーは後転してそのまま立つ。序盤のエメットとラウンド後半のマーフィーの拮抗したラウンド。
2R、マーフィーの右フックをかわしてシングルレッグからハイクロッチで持ち上げたエメットは豪快にリフトしてテイクダウン。ケージに這い上半身を立てるマーフィーはギロチンチョーク狙いから立ち上がり。
右の後ろ蹴りをボディに突き刺したマーフィー! すぐに組んだエメットは左で差して押し込み。そこにヒザを突くマーフィー。エメットのシングルレッグの組みを切る。右カーフを打つマーフィー。エメットは左から右オーバーフックで前に出るが。回ってさばくマーフィーのラウンドに。
3R、右前蹴りのマーフィーに左右を振って飛び込むエメット。大きくサークリングするマーフィーに右をスイング。そこにマーフィーは右のテンカオを打つ。
中央に戻したマーフィーは右ハイ。エメットのテイクダウンのフェイントに頭の位置を合わせに行くが、そこでがぶったエメットが左で差して押し込み。互いに離れ際に右ヒジを突く。
右オーバーハンドを突くエメット。マーフィーはサウスポー構えから右前足で関節蹴り。マーフィーの前手がオープンハンドでエメットにアイポークとなる。
再開。左ハイを突くマーフィーにさばいて右フックのエメット。マーフィーの右ハイをさばいてトップを奪うと、マーフィーの三角絞め狙いをかわしてパウンド狙いもすぐに立つマーフィーが後ろ蹴り。間合いを詰める潰すエメットにマーフィーが右前蹴りを突いてホーン。ここもマーフィーのラウンドに。
4R、前蹴りから入るマーフィーに、頭を下げて左右を突くエメット。左ハイのマーフィーをガードして詰めるエメットは跳びヒザも遠い。サウスポー構えから左ミドルを腹に突くマーフィー! エメットは右オーバーハンドをかぶせに行ってから左右。左右に回って関節蹴りのマーフィーを追うと右フック! さらに右オーバーハンドをガードの少し上を抜いてヒット! さらにダブルレッグで組んでハイクロッチで持ち上げようとするがホーン。
5R、詰めるエメットに左ハイをガード上に突くマーフィー。プレスから右を突くメットは右カーフ、潜って右のエメットに左を返すマーフィー。互いに慎重ななか、右カーフのマーフィー。エメットは左から右を当てて組みも切るマーフィー。右前蹴り、ジャブとこつこつ突くマーフィーに、エメットもジャブから右。そこにマーフィーは右を合わせてエメットのバランスを崩す。右関節蹴りを掴もうとするエメットは、左右サークリングのマーフィーを追ってワンツー。最終ラウンドはエメットか。
互いに決定打に至らなかった接戦の判定は3-0(48-47×2, 49-46)でマーフィーが勝利。UFC8連勝をマークしたマーフィーは「内容としてまあまあかな。いずれタイトルに挑戦したいから、ランカーの3位から5位の相手と戦いたい」と語った。





