まだ21歳、RIZIN女子部の新たな顔となれるか
2025年3月30日(日)あなぶきアリーナ香川『RIZIN.50』の第3試合ストロー級(52.0kg)5分3Rで、パク・ソヨン(ROAD GYM GUNSAN)に2R4分04秒、TKO勝ちした万智(67ジム)が試合後インタビューに答えた。
21歳の万智は、柔道ベースで22年11月のDEEP JEWELSでプロデビュー。23年10月にRIZIN初参戦で修斗王者の渡辺彩華に判定2-1で勝利。その翌月、DEEP JEWELSストロー級暫定王座決定戦で松田亜莉紗にスプリット判定負け。24年5月、松田が返上した王座をかけパク・シウと対戦。足関節でダメージを与えるも判定負けで2連敗。9月にはラウェイ王者スーリ・マンフレディを2R 肩固めに極めて再起。今回は1年5カ月ぶり二度目のRIZINとなった。
アジア系じゃない系の見た目が外国人の人がいい
「とにかく勝つことが出来て嬉しいということが1つなんですけれど、自分の出したいことが出せてはいたんですけれど、もうちょっと出したかったなっていうのが今の気持ちです」
――その出せなかったというのはどんな部分?
「1R目を見てもらって分かったと思うんですけれど、組みに行くのではなくて打撃を試してみたっていうか。試合での打撃の距離をもっと自分の中で掴みたかったので打撃をやってみたんですけれど、その中で自分の得意な組みを封印して打撃をやったので緊張しちゃって。いつもの自分のいいところが出せなかったなっていうのがちょっと心残りです」
「パク選手は最近は1個下のアトム級で試合をやられてたと思うんですけれど、52kgに体重を上げてきたパク選手の方が力強い感じもあって、凄い力も強くてビックリしました」
「今日とりあえずフィニッシュして勝つことが出来て、皆さんに私の存在を知っていただけたかなって思うので、RIZINのストロー級のベルトを作ってもらえるようにこれからまた強い相手とやっていきたいと思います」
――RIZINはかなり久しぶりだったが、次はもう少し早いペースで戻ってきたいと思う?
「そうですね。短いペースでRIZINで試合したいなっていうのが希望です」
――外国人選手を迎え打ちたいっていう意識が強い?
「そうですね。自分、結構アジア系の海外選手が多いので、アジア系じゃない系の見た目が外国人の人みたいな(笑)。顔とかが日本人みたいなのとかじゃなくて、ハローみたいな感じの外国人の人がいいです(笑)」
「1R目は硬かったねとは言われたんですけれど、でも勝てて良かったねって褒めてもらいました」
――入場曲がBOOWYの『B・BLUE』で、生まれる前の曲だと思うがあの曲を選んだ理由は?
「自分が70年代から90年代の歌が好きっていうのもあるんですけれど、お母さんとお父さんの影響です。普段からBOOWYとか聞いてますね」