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2025年5月4日(日)東京ドームで開催される『RIZIN男祭り』で、負傷欠場の平本蓮の代わりに、朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)と対戦する相手候補が揺れている。
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)とYA-MAN(TARGET SHIBUYA)を「第一候補」としていた榊原信行CEOは『RIZIN.50』の計量後の囲み取材で、「YA-MANの試合が気になって、PPV買っちゃいました。朝倉未来は今日、RISEに行ってないだろうけど、まあYA-MANの試合は実際、みんな気になるし。
YA-MANサイドも今日の試合結果によっては、急遽飛んでくる可能性もあったりするんじゃないかという風に思ったりしますが、今日の試合が重たい試合なんで、YA-MANにとってもRISEにとっても。迂闊なことは僕らも言えないんですけど、まさにこの週末が本当に“審判の日”になります」と語っていたが、29日の『RISE ELDORADO 2025』で、GLORY1位ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)とオープンフィンガーグローブで対戦したYA-MANは3度のダウンを奪われ、KO負け。
「絶対ダメなのはKOされること」と語っていた榊原CEOにとっても、厳しい結果となった。
そして、翌30日にあなぶきアリーナ香川で開催される『RIZIN.50』では、もう1人の候補、鈴木千裕がカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)と対戦する。
66.0kgジャストで計量をクリアした鈴木は「最短でチャンピオンになるために、この試合クリアして5月クリアして、7月、9月……その後いくつあるか分かんないですけど全部クリアして、最短でタイトルマッチ行くんで、楽しみにしててください! 絶対に稲妻落とします!」と語ったが、9連勝中のダウトベックは、前戦でYA-MANを下した強豪だ。鈴木も無事に、試合を終えられる保障はない。
朝倉はYA-MANについて「1回負けてるから、世間でMMAでもYA-MANに勝てないと思われてるなら、やる意味ある」と前向きだったが、鈴木については「あっちの方が格上。ランキング1位だもんね。ストーリー性が無い。絡んだことないから。しかもいい子じゃん。全く恨みも無いし、昔、1回練習したこともある」と、戦う理由に欠けるとしていた。ちなみに今回、鈴木と対戦するダウトベックは、2018年9月に朝倉と対戦し、朝倉が判定勝ちしている。ダウトベックが前王者の鈴木を下せば、一気に次期タイトルコンテンダー候補となるため、勝ち方次第では朝倉の視野に入って来るか。
そんなさなか、榊原CEOは、朝倉未来が香川大会で鈴木千裕の試合を生で視察すると明かした。鈴木の試合を目前で確認した後で、朝倉の気持ちはどう変わるか。
榊原CEOは「今日と明日の結果が大きく左右すると思うので、僕らもあの戦々、恐々としています」と語るが、その1人は、朝倉の対戦相手候補から消えた。
鈴木は28日の会見で、朝倉未来戦について、「男にはやらないといけない時が必ず来るので。今回の試合をクリアしてあと1カ月ですけれど、漢気を見せるのはその時なので相手は誰でもいいっす。朝倉未来選手でも誰でもいい。みんなが見たいなら漢気を出すところですね。ファンの人たちからも5月は出ないでくれ、スパンが短すぎると言われるけれど、戦うためにこの道を選んだのに戦いの期間が長いのは退屈。だから出たいと思います」と言い切っている。
榊原CEOは香川大会は、「開幕戦にふさわしく、出場選手以外にもトップどころが顔を揃える感じになるんじゃないかなと思います。朝倉未来、堀口恭司のリング上からの挨拶? あると思います。(未来が)ちゃんとくれば(笑)」と語った。
果たして、鈴木は難関を突破するか。