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【RISE】「YA-MANヤバい」「YA-MAN大丈夫か」トリンダーデ公開練習にファン驚愕も「僕がやる事は1つ。『倒す』っていうそれだけ」「死ぬ気で勝ちに行く」(YA-MAN)井岡一翔からのアドバイスとは

2025/03/26 12:03
【RISE】「YA-MANヤバい」「YA-MAN大丈夫か」トリンダーデ公開練習にファン驚愕も「僕がやる事は1つ。『倒す』っていうそれだけ」「死ぬ気で勝ちに行く」(YA-MAN)井岡一翔からのアドバイスとは

トリンダーデをKOすることに自信を見せたYA-MAN(C)RISE

 2025年3月29日(土)東京・両国国技館『RISE ELDORADO 2025』のメインイベント(第13試合)にて、SuperFight!のオープンフィンガーグローブマッチ-65kg契約3分3RでGLORYフェザー級1位ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)と対戦するRISE OFGM -65kg級王者YA-MAN(TARGET SHIBUYA)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 25日(火)には来日したトリンダーデが公開練習を行い、ミット打ちで爆音を響かせる映像が公開されるとSNS上には「YA-MANヤバい」「YA-MAN大丈夫か」とYA-MANを心配する声があがっている。

1ラウンドで終わることもある


――公開練習お疲れ様でした。現時点でもかなり仕上がっているように見えたのですが、調子はいかがですか?

「体重も順調ですし、パワーも保てている状態です。フィジカルトレーニングでの、減量を始める前の重量と今扱っている重量が変わらずできているので、パワーを落とさず減量できていてものすごく調子が良いです」

――今までの試合では、パワーを落とさずに減量するっていうことが一つの課題だったわけですか?

「今までは筋肉が減っていたというか、上手く減量できていなかった部分がありましたね。今回の相手は筋肉量も多いと思うし、パワーもある選手だと思うので、そこをどう筋肉量を落とさずに減量できるかという所もフォーカスしてやってきました」

――今回の対戦相手のミゲール選手はどんな印象がありますか?

「強いというか上手い選手だと思うんですけど、相手から見た僕との相性としてはやりづらいと思います。僕は格闘技をやる訳ではないので、自分からしたら相性が良いかなと思っています」

――「格闘技をやらない」と話が出ましたけど、格闘技をやらなければ何で勝負するんですか?

「喧嘩です。今までそれで勝ってきて、骨が折れようが脳が揺れようが、最終的に相手を倒せば良いと思っているので、ポイントアウトする気は全くないです」

――そうすると1ラウンド目からKO決着もあり得ますか?

「全然あり得ます。むしろそっちの方が都合がいいので。たぶん相手は付き合ってこないですけど、1ラウンドで終わることもあるかなと思います」

――相手が付き合って来なければどうするか、次の策についても考えていますか?

「僕がやる事は1つしかできないので、僕のやる事は変わらないですよ。『倒す』っていうそれだけです。それ以外できないので」

――この試合の後になりますが、5月のRIZIN東京ドームの朝倉未来戦という話も取り沙汰されていますけど、そっちの方はどういう風に考えていますか?

「別に何も考えていないというか、今回の試合があるじゃないですか。無傷で済む相手だとも思ってないですし、ここを終わってから考えたいなと思います。なのでめちゃくちゃ東京ドームのことを考えている訳ではないです」

――現時点ではミゲール戦に集中するということですね。

「分散して勝てるような相手ではないので、『死ぬ気で殺されてもいいからやりにいく』っていう気持ちで挑みます」


――今回の舞台がホームであるRISEの年間最大のイベントで行われるという部分についてはいかがですか?

「毎回さいたまスーパーアリーナだからとか、年末だからとか聞かれるんですけど、例えば小さい会場であってもどうでもいいというか。会場はどこでも良くて、どこの舞台でも自分は最高の試合をするっていうそれだけです」

――場所を選ばないということですね。

「目の前の対戦相手をぶっ倒すことしか考えていないです」

――志成ボクシングジムでトレーニングを積むことで、どのような変化や成長がありましたか?

「今回は井岡さんからもアドバイスをいただいて、世界のトップでずっと戦ってきた人にアドバイスをもらえるというのは『そうやって戦わないとダメなんだ』って気付かされるので、すごくプラスというか心強いですね。あとは志成ジムの島田トレーナーとは、自分がオープンフィンガーグローブでデビューした半年前からパートナーになって、そこから勝てるようになりました。5年間歩んできて、今回も2人で『これが当たるよね』とか擦り合わせてきて、そこに井岡さんの意見とか、色々な人たちの意見を取り入れて戦略を立てているので、そういった意味で志成ジムでボクシングを習っているというのは、自分にとってプラスになったんじゃないかなと改めて思います」

――井岡さんの意見というのは、技術的なパンチの当て方などの方が大きいのか、それとも戦いという面での心や考え方の方が大きいのかいかがでしょうか?

「戦い方ですね。パンチの打ち方は自分でやれるので。『こうやった方が良くないか?こうした方が良いよ』みたいなアドバイスをいただいて、それを自分の中に落とし込んでスパーリングとかで形にしていくってことをやっています」

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