MMA
インタビュー

【RIZIN】堀口恭司「パントージャには『俺が行ったらブッ飛ばすから』って言ってます」「朝倉海選手がフライに下げて動けると思ってなかった」

2025/03/31 11:03
 RIZINフライ級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)のUFC復帰が決定した。3月30日の『RIZIN.50』香川大会で榊原CEOが発表。リングインした堀口はRIZIN王座の返上を報告し、約8年4カ月ぶりのオクタゴン復帰に向け「UFC決まりました。これがスタートなので、日本人初のベルトを巻きたいと思うのでぜひ応援してください」と意気込みを語った。  大会後、堀口が記者陣との質疑応答で、UFC再契約と今後について語った。 「パントージャは『いいよ。いつでも来い』と」 ──さきほどリング上でUFC行きを発表した堀口選手に来ていただきました。 「そうですね。UFC参戦が決まりました」 ──具体的に今回のUFC再参戦に至ったのはどのぐらいの時期でしょうか。 「本当に最近ですよ。最近ちゃんと決まって『(UFCに)行けるようになる』っていう、いい報告を聞いた感じですね」 ──今回のUFC参戦交渉に関しては、RIZINはどう絡んでいる部分があったのでしょうか。 「ああ、RIZINさんもすごい提案してくださって、まあ、いろんな方面から、UFC側に話をしてくれてます」 ──具体的な参戦はいつ頃という目処は? 「まだそこらへんはわかってないんで。まあ今年中にはあるっていう感じですね」 ──ATTのダン・ランバートオーナーも、今回のオクタゴン参戦をサポートしていると聞きました。ATTにはアレッシャンドリ・パントージャというUFCフライ級世界王者がいます。同門の練習仲間と対戦する可能性があることは、もうチームで織り込み済みなわけですね。 「そうですね。で、まあ、そのチャンピオンとすごい仲いいんですけど、『お前、俺が行ったらブッ飛ばすから』なんて、すごい言ってます。で(パントージャも)『いいよ。いつでも来い』みたいな感じで言ってます」 ──そのパントージャ選手と朝倉海選手の試合について、堀口選手はどのような感想をお持ちでしょうか。 「もともと……正直言いますけど、朝倉海選手がフライに下げて動けると思ってなかったんで。いつも通りの動きが取れないと思っていて。まあ、だからそこは案の定だなって言うのと、やっぱりチャンピオンは寝技のコントロールが上手いので、そこにハマったなっていう感じですね」 ──約8年4カ月ぶりのオクタゴン復帰になるわけですけど、ご自身としてはどのくらいにどんな相手と戦いたいという希望はありますか。 「別にそういうのは無くていつでも誰でも。選んでられないんで、こっちは誰とでもやって勝って、チャンピオンベルトをいち早く巻きたいなと」 ──奇しくもフライ級には日本人選手が3人いて、RIZIN出身の選手もいます。これまで対戦した選手もいますが、彼らと戦うこともあり得るいうイメージもお持ちですか。 「まあでも、日本人とやっても。あまりメリットはないと思うので、だったらチャンピオンベルトに本当に近い選手とやって勝ってベルトを巻きたいなと思ってます」 ──今度は違う舞台となるさいたまスーパーアリーナなどのUFC日本大会で、日本のファンに戦う姿を見せたいという気持ちもありますか。 「そうですね。戦っている舞台は違いますけど、やってることは変わらないんで、皆さんに夢を届けられたらいいなと思っています」 ──今回は、RIZINのお客さんの前でUFC参戦を報告したいということがメインで来日されたのと、元谷選手のセコンドをするということもあったかと思います。どのように井上戦をご覧になりましたか。 「うん、そうですね。3R目の動きを2R目から出せ、という風にどんどん言ってたんですけど。なかなか出なかったですね。そこが課題かなと思います。今後もATTの日本人選手のセコンド等で日本に来ることもあると思います」 ──最後にRIZINファンの皆さんにメッセージを。 「RIZINファンの皆さん、しっかりUFCに行ってベルトを巻いてくるんで、応援よろしくお願いします。それと榊原さん、本当に今までありがとうございました。また帰ってくることもあると思うんで、その時はよろしくお願いします」
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