サウスポーに構えて左の蹴りだけを公開練習で見せた武尊。その意図するところは?
2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナ『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』(U-NEXTで独占PPVライブ配信)に出場する7選手の公開イベントが、東京・恵比寿ガーデンバレスの屋外ステージで行われた。
オープンスペースには多くのファンが集まり、選手たちはステージでミット打ちなどを公開。青空の下、快音を響かせた。
メインイベントでロッタン・ジットムアンノン(タイ)とONEフライ級(61.2kg)キックボクシングスーパーファイト3分5Rで対戦する、武尊(日本/team VASILEUS)は得意のパンチを封印、しかもサウスポーに構えて左ミドル、左三日月蹴りをミットに叩き込んだ。
ONEライト級(77.1kg)5分3Rでエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)と対戦する青木真也(日本)は、ステージに上がるとステップを踏んでシャドーを始めると10秒で終了。
トップバッターとして臨んだ吉成名高(エイワスポーツジム)だけが、息が上がるほどのガチミット打ちを見せるという結果となった。
公開練習を終えた各選手は次のようにコメント。
吉成名高(エイワスポーツジム)
「ONE初参戦になるんですけれど、メインの大一番がある大きい舞台で自分もデビューできることを嬉しく思っています。武尊選手は大将としてメインを飾るんですけれど個人的に大ファンで、だいぶ前にお食事させていただいた時に『いつか一緒に出られたらいいね』と言ってもらえて、それが嬉しくて。今回それが叶って嬉しく思います。必ず自分の色を出してムエタイの強さを見せて、必ず勝利して武尊選手につなげたいと思います」
マラット・グレゴリアン(アルメニア/初代K-1スーパー・ウェルター級王者)
「日本に戻ってこれて嬉しく思う。素晴らしく楽しんでいただける試合をお届けします」
青木真也(日本)
「お疲れさんです。寒いのに大変ですね。頑張ります」
タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/ONEフェザー級ムエタイ世界王者)
「ぜひ僕のこと応援してください」
野杁正明(team VASILEUS)
「調子も凄くいいので、タワンチャイ選手をぶっ倒して必ずベルトを巻きます」
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
「日本に戻ってこれて試合が出来ることを嬉しく光栄に思います」
武尊(日本/team VASILEUS)
「あと3日なので最後しっかり調整して、最高の試合をして世界最高の殴り合いをして必ず勝ちます」