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【PANCRASE】ミドル級王者・内藤由良が、PFLから初参戦ゴイチ・ヤマウチとウェルター級で対戦!=4月27日(日)立川

2025/03/19 11:03
【PANCRASE】ミドル級王者・内藤由良が、PFLから初参戦ゴイチ・ヤマウチとウェルター級で対戦!=4月27日(日)立川

(C)PANCRASE/PFL

 2025年4月27日(日)東京・立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 353』(U-NEXT配信)にBellator、PFLで活躍するゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)がPANCRASE初参戦。ウェルター級で内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)と対戦することが19日、発表された。現ミドル級キング・オブ・パンクラシストの内藤は、ウェルター級初挑戦となる。

▼スペシャルワンマッチ ウェルター級 5分3R
内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)6勝1敗
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)29勝7敗

 ゴイチ・ヤマウチは、Bellatorでライト級からウェルター級に転向後、3連勝。2023年3月に“MVP”マイケル・ペイジに敗れたが、2024年4月のPFLウェルター級でネイマン・グレイシーとの再戦で判定勝ちで再起。6月にアンドレイ・コレシュコフに判定負けで決勝トーナメント進出ならなかった。

 これまで日本では、2019年12月29日の『BELLATOR JAPAN』の71.6kg契約でダロン・クルックシャンクに、ケージを蹴ってのリアネイキドチョークで1R一本勝ちしており、それ以来の日本マット。従弟のシュウジ・ヤマウチが戦っているPANCRASEに参戦を決めた。32歳。

 試合前日に29歳の誕生日を迎えるミドル級王者の内藤由良は、PNACRASEで6戦無敗。デビュー以来、5フィニッシュと圧巻の戦績を誇る。

 2024年9月にUFC登竜門大会『ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ(DWCS)2024』ミドル級に参戦し、カメルーンのアテバ・グーティエと対戦。1Rは蹴り足を掴んだテイクダウンでトップを奪ったものの、2Rに組みを切られて左右フックにダウン。パウンドアウトされている。

 7カ月ぶりの再起戦にして、ウェルター級に転向する内藤は、同階級でいきなり世界レベルのゴイチと対戦することになる。

 MMA36戦の強者ゴイチに、内藤は7戦のプロスペクト。柔術・ボクシング・ムエタイベースのゴイチに対し、内藤は2016年の全日本選手権86kg級5位のレスリングと3歳から始めた極真空手歴10年の経験も持つ。

 オールラウンダーながら、3KO・TKOに21の一本勝ちを誇る柔術が際立つゴイチに対し、階級上から落としてくる内藤は減量に成功し、パワフルな身体でトップで寝技をカットして殴れるか。

 試合決定に、内藤は主催者を通じて、「ウェルター級に階級変更ということで、初めての大幅減量をします。ミドル級の頃の良さを活かしつつ、自分が更にどれだけのパフォーマンスを発揮できるのかがすごく楽しみです。ゴイチ選手は毎試合とても心を震わせる試合をしていて、とてもリスペクトしています。リスペクトを持って勝ちにいきます。パンクラシストを世界に証明!!」と意気込み。

 ゴイチは「皆さん、こんにちは。日本に戻ってきて、日本で最も伝統あるMMAショー、PANCRSEで戦えることをとても嬉しく思います。またみんなに会えるのが待ちきれない
よ。内藤選手と戦う事になり、とても興奮しているし、素晴らしいパフォーマンスを見せるために真剣に練習に取り組んでいる。また会おう」と語っている

 内藤のウェルター級初戦、ゴイチの初参戦ともに注目の4.27立川大会だ。

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