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【ONE FF】谷津晴之が見事KO勝ちでONEで4連勝、3度目のボーナス獲得!大田一航はペットパタヤの上手さに連勝ならず

2025/03/07 23:03
【ONE FF】谷津晴之が見事KO勝ちでONEで4連勝、3度目のボーナス獲得!大田一航はペットパタヤの上手さに連勝ならず

撮影/安村発

ONE Friday Fights 99
2025年3月7日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信

▼第5試合 キャッチウェイト(-55.33kg)ムエタイ 3分3R
○ペットパタヤ・シルクムエタイ(タイ/Silk Muaythai)
判定3-0
×大田一航(新興ムエタイジム)


 大田は「一航」のリングネームでNJKFをホームリングに、様々な団体に出場。兄の大田拓真とともに、NJKFをけん引する存在だ。2023年は1月と12月にBigbangスーパーバンタム級王座を防衛。2024年初戦のNJKF2月大会では真琴に判定で敗れ、NJKFスーパーバンタム級王座を逃した。兄の拓真に続いて4月にONE初参戦を果たしたが、ペットナムコンに飛びヒザ蹴りでダウンを奪われての黒星デビューとなったが、7月の2戦目ではBM・フェアテックスから2Rに右ストレートでKO勝ちを奪った。しかし、11月の「KICKBOXING JAPAN CUP」では1回戦で前田大尊との再戦に敗れた。


 ペットパタヤは2024年2月からONE Friday Fightsに参戦するとタイ人を相手に2連続KO勝ちを収めたが、8月のMr.ゲン・バンサン・ファイトクラブ戦で判定負け。


 1R、大田はジャブと左ミドルで距離をとる。ペットパタヤはどっしりと構えて左フック、右ストレート。ペットパタヤは左ミドルも蹴る。右フックを強振するペットパタヤに大田はジャブ、左ボディ。大田がジャブからの右ミドルでロープ際に追い込むが、ペットパタヤは左ヒジを振って前へ出る。


 2Rも大田はジャブ、前蹴り、右ミドル。ペットパタヤも左右フックを振って来る。ペットパタヤの攻撃を十分警戒している様子がうかがえる大田は右ストレートを放っていく。この大田の右にペットパタヤも右フックを打ち返していく。大田のパンチに左右のヒジを合わせに行くペットパタヤに、大田は左ヒジで眉間の辺りをカットされる。打ち合いに行く大田だが有効打は奪えず。逆にペットパタヤは大田に攻めさせてヒジ、フックを返していく。


 3R、大田はジャブと右ロー、しかし右ミドルを空振りしたところにペットパタヤが右フックを打つ。大田の右に右フックを返していくペットパタヤ。大田は組みに行くがヒザは一発で終わる。右フックをヒットさせる大田だがペットパタヤは組んで追撃させない。大田は前へ出て右ボディストレート、左フックで攻めるもペットパタヤは組んで大田の攻撃を止める。最後まで前へ出た大田だったが、ペットパタヤに有効打を当てることが出来なかった。


 判定3-0でペットパタヤが勝利。大田のONEでの連勝はならなかった。

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