GRACHAN選抜 vs BRAVE軍 対抗戦
▼第8試合 GRACHAN選抜 vs BRAVE軍 対抗戦 ライト級 5分2R 延長1R
草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA/同級5位)70.65kg
岸本篤史(BRAVE/同級4位)70.75kg
ライト級4位の岸本篤史(BRAVE/同級4位)と5位の草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA/同級5位)がサバイバルマッチに臨む。
草訳駿介は192cmというライト級屈指の長身から繰り出すロングレンジのパンチが最大の武器。かつて野球に打ち込んでいたことで培った強靭なリストから生まれる一撃は、前戦でベテラン小谷直之をTKOした勢いそのままに相手を仕留める破壊力を持つ。一方、岸本篤史は上下を打ち分けるパンチのバリエーションが豊富で、パワフルなボディブローも含めてストライカーとしての完成度を高めている。
岸本は、RIZINでビクター・コレスニックに敗れた後、2023年10月にダリとドロー。12月に林にスプリット判定負け、2024年3月に芳賀に判定負けで連敗したが、2024年12月の前戦で大道翔貴に2R 左フックでダウンを奪いパウンドでTKO勝ち。
計量後、岸本は「面白い打撃戦になると思うので楽しみです」とコメント。
草訳は191cmの長身を活かし、2023年12月から怒涛の3連勝も、2024年9月大会では、芳賀ビラル海の負傷欠場により急遽、植田豊と対戦し、一本負け。12月の前戦で小谷直之に2R TKO勝ちで再起を遂げている。
計量後は「速攻で倒します、応援よろしくお願いします」と語った。
岸本のボクシングに草訳はスタンドでいかに立ち合い、金網際を制するか。両者ともGRACHANライト級ランキング上位に位置するだけあって、打撃戦の火力は折り紙付き。序盤からKOを狙った激しい殴り合いとなるのか、それともMMAの総合力を活かした作戦が飛び出すのか――試合の行方はまさに未知数だ。
打撃が得意な者同士だからこそ、先に距離を制するのがどちらかが大きな勝敗のカギを握る。対抗戦のメインを飾るにふさわしい、剛腕同士のぶつかり合いに注目したい。






