▼第7試合 GRACHAN選抜 vs BRAVE軍 対抗戦 ライト級 5分2R 延長1R
藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)70.50kg
高橋正寿(BRAVE)70.65kg
藤村健悟は、近年の試合で回転系の寝技やサブミッションでフィニッシュを量産しているオールラウンダー。とはいえ、基本的には打撃の応酬を好まず、積極的にグラウンドへ持ち込んで勝負を決めるスタイルが特徴だ。計量後、藤村は「必ず勝ちます」と一言。
一方、高橋正寿はレスリングと柔術のハイブリッドファイター。柔術大会で優勝を果たすなど、国内トップクラスのグラウンドテクニックを持つ。高橋は計量後「負ける要素は無いと思っているので、問題ないです」と返している。
両者とも寝技のフィニッシュ力が高い一戦だけに、序盤からどちらが先に有利なポジションを奪うかが勝敗の鍵となるだろう。特に藤村が回転系の動きを使って一気にテイクダウンやサブミッションへ移行するのか、高橋がレスリング力を活かしてトップをキープし、自慢の柔術で極めを狙うのか。
“打撃戦よりもグラウンドでの決着”の可能性が高い試合ながら、両者ともに一本を奪い合う攻撃的な寝技を展開するため、スリリングな瞬間が続くことは間違いない。




