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レポート

【ONE】パシオがブルックスを2R TKOでストロー級統一王者に、ハガティーがウェイ・ルイを破り初防衛、アヤカロック封印した三浦彩佳がフォガットにヒザ十字を極めて4連勝!「タイトルマッチを」。隻腕ピーコックが鈴木真治から4度ダウン奪いTKO勝ち、ビビアーノがベリンゴンと5度目の対戦制して引退、ケイドがMMA3連勝!

2025/02/20 23:02

▼ONEウェルター級 MMA 5分3R
〇ロベルト・ソルディッチ(クロアチア)
[1R 1分55秒 TKO] ※パウンド
×ダギ・アサラナリエフ(トルコ)



 アサラナリエフは欧州のブラジリアン柔術の大会で何度も表彰台に上がり、アゼルバイジャンオープンBJJではチャンピオンになった。 バランスの取れたスキルが持ち味で、散打でもロシアとアルメニアの元国内王者であるほか、アゼルバイジャンとダゲスタンの両方で3度も王者に輝いた。



 ほぼすべての勝利を、第1ラウンドでのフィニッシュで決めてきた。最も印象的だったのは、2018年9月の「ONE:CONQUEST OF HEROES」で、ロシアのトップ選手ティモフィ・ナシューヒンをノックアウトしたこと。この勝利によりアサラナリエフは、激戦のライト級でトップにいることを証明した。ONEで8勝中2つの一本勝ち。MMA9勝2敗。



 ソルディッチはKSWでミドル級とウェルター級の2階級を制覇して2022年にONEと契約。12月の初陣は偶発的なローブローによるノーコンテスト、2023年5月の2戦目ではゼバズチャン・カーデスタムにTKO負けを喫した。MMA20勝4敗。



 1R、
サウスポー構えのソルディッチの左の蹴りを突かんで右でソルディッチのバランスを崩させるアサラナリエフ。




 圧力をかけるアサラナリエフの右ミドルに、ソルディッチはカウンターの左! カウンターでアゴを打ち抜かれたアサラナリエフは、飛び上がったまま後方に倒れて、パウンド。レフェリーが間に入った。



 試合後、ケージ外のチャトリ会長に猛アピールしたソルディッチは、無事、5万ドルを獲得した。

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