2025年3月2日(日)東京ドームシティ プリズムホール『BreakingDown 15』の全対戦カードが決定した。
先に発表された16試合に加えて、BreakingDown vs.DEEPの対抗戦第2弾の3試合、冨澤大智vs.ジョリー、白川ダーク陸斗vs.西谷大成の5試合が追加決定。
「前回14.5で行われたDEEP対抗戦が凄い盛り上がりを見せて、BreakingDownが僅かに勝利したということで、早くも対抗戦第2弾をやろうと思います」と朝倉未来CEO。前回3-2で敗れたDEEP陣営の佐伯繁代表は「前回負けて、未来くんの嬉しい顔を見て円形脱毛症になってしまった。色んな人から叩かれて」と、ストレスで円形脱毛症になってしまったという。
「こちら側もちゃんとしっかりとやってるんだなというのを感じて、対策と戦い方を勉強しないとまずいなと本気になった」と今回は勝ちに行くとし、「未来くんの困った顔を見たいです」と言い放つ。
これに朝倉CEOが「次もBreakingDownが勝とうもうんなら、えらいことになっちゃいますね」と余裕で答えると、佐伯代表は「本当に何か考えないといかんですね」と背水の陣で臨むとする。
対抗戦のカードは、前回の対抗戦でDEEP側で勝利した加藤瑠偉とRYOGAがとしぞうと咲季とそれぞれ対戦。加藤vs.としぞうは第18試合、RYOGAvs.咲季は第19試合で行われる。前回、ウルシマンの怪我で中止となったウルシマンvs.よーでぃーの因縁の対決が改めて組まれ、これが第17試合で行われることになった。
佐伯代表は「今回に関して言うと、この2人(加藤とRYOGA)は戦い方が分かったし、僕も会場の雰囲気や運営さんのこととかも分かったので3勝0敗で。負け越したら全員坊主にします」と宣言。さらに「その代わりこっちが勝ったら坊主になれ」と要求し、ここで溝口勇児COOが「BreakingDown側も負けたら未来くんも含めて坊主」と口を挟むと、朝倉CEOは「溝口さんもやるんだったらいいですよ」と返答。
DEEP軍が勝ち越した場合、本当に朝倉CEOと溝口COOも坊主になるのか。注目される。BreakingDown軍は「負けないので任せてください」と2人に安心してくれと言い、朝倉CEOも「僕はもちろん全勝の予定なので。完膚なきまでに見せつけたいと思っていますね」と、BreakingDown軍の全勝を宣言した。
第20試合にてMMAルールで行われることになった冨澤vs.ジョリーは、「冨澤くんが年末にKOしたのを見て、僕が現場で直接オファーしました。ジョリーも夏にRIZIN出場予定だったので、BreakingDownから生まれたRIZINファイターの試合を組みました」と、このカードを説明。
ジョリーは「極め技で決めたい」と絞め・関節技で仕留めると予告し、冨澤を倒したら5月4日(日)東京ドーム『THE MATCH 2』で「芦澤竜誠と戦いたい」とする。冨澤は「RIZINでやっていくんだったら、MMAだったらフライ級でやっていきたい」として戦いたい相手に「新井丈」の名をあげた。
そして、白川vs.西谷の同門対決は今大会のメインイベントで行われることが決定。朝倉CEOは「僕が直接オファーしました。西谷くんが陸斗くんを超えたいと常々言っていて。最初は西谷くんがパワースラップで陸斗くんとやりたいと言って、じゃあBreakingDownでどうかと陸斗くんに伝えたら即決でいただきました。ガチの試合です」と、同門対決実現の経緯を説明。
白川は「白川には勝てると常々言っているらしいので、ナメているヤツにはそれなりの対応をとらせてもらう。西谷は色々な意味でナメているので根性を叩き直してやろうと受けた」とし、西谷は昨年12月に開催された『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO』で白川がMMAデビュー戦の奥山貴大にリアネイキドチョークで敗れたのを見て「ナメたことしてる陸斗さんを叩き直してやる」との気持ちで対決を望んだのだという。
JTTの総帥でもある朝倉CEOは「陸斗くんが勝つと思っています、不通に。ただ西谷君はBreakingDownに6~7戦出ていてYURAくん以外には勝っている。でも7-3で陸斗くんが勝利すると思います」と、白川の勝利を予想。これに西谷は「3あれば十分です」と不敵な笑みを浮かべていた。